こんな方におすすめの記事です
- ワインを使ったカクテルが知りたい
- 余ったワインを有効利用したい
- ワインのおしゃれな飲み方が知りたい
ワインが飲み慣れないうちは、飲み切れなくて残った分の処理ってけっこう困りますよね。。
あと、買ったはいいものの、自分の好みに合わなくて、でも捨てるにはもったいないし、どうしよう…みたいなこともよくあります。
ワインは、アルコール度数も高めなので、無理してでも思い切って全部飲もうとすると、体調を崩す原因にもなります。
余ったワインの定番といえば、ビーフシチューやカレーなどの煮込み料理に入れるといった方法もありますが、ワインが余ったからといって、なかなかそんなメニューを作る気にもなれないですよね。
そこで本記事では、残ったワインを美味しく利用できる、簡単おしゃれカクテルをご紹介します。
どれも本当に簡単に作れますし、残ったワインでもおしゃれに美味しく再利用できるので損はないですよ。
女子会の時には、あらかじめ1~2つほど、カクテルの準備をしておくのもいいかもですね。
目次
ワインを使った簡単カクテルを作ってみよう!
それでは、ワインを使った、ちょっとおしゃれな簡単カクテルのご紹介です。
ワインカクテルは、ワインとはまた違った見た目で、とにかく色が美しいのが特徴です。
そして、女子やワインが苦手な人でも飲みやすいものが多いので、しれっと作れると注目の的になること間違いなしですね。
今回は専門的なお酒やシロップなどを、極力必要としないものを紹介しますので、初めての人も気軽に楽しんでみてください。
白ワインベースの簡単カクテル
オペレーター (白ワイン1:ジンジャエール1)
白ワインと同量のジンジャエールを混ぜるだけなんですが、そこに出来ればポッカレモンなどのレモン果汁を、ちょびっと(小さじ1程度)混ぜるとよりプロっぽくなります。
ジンジャエールが、甘口か辛口かでカクテルの味も変わってきますので、お好みに合わせて試してみてください。
スプリッツァー (白ワイン1:炭酸水1)
白ワインと同量の炭酸水を混ぜるだけの簡単カクテルです。
白ワインを炭酸水で割ることで、何とも言えない爽快感のあるカクテルが味わえます。
個人的には、白ワインが少し多めでもいいと思います。
もし可能であれば、ライムのスライスを添えるとよりお店のカクテル感が出ますよ。
最近ではライム風味の炭酸水もあるので、ライムが手に入りそうにないときは、そちらを試してもいいかもしれません。
ビアスプリッツァー(白ワイン1:ビール1)
その名の通り、ビールとワインを合わせたカクテルです。
白ワインに同量のビール(発泡酒可)を混ぜて、もしあればスライスしたレモンを投入すると、より爽やかなカクテルに変身します。
このカクテルを美味しく上手に作るコツは、白ワイン、ビール、グラスをとにかくしっかり冷やしておくことです。
個人的には、白ワインが少し多いほうが好みでした。
ビールとワインって…合うの?って思っちゃいそうですけど、ビールが苦手でなければ、けっこうイケますよ。
キール(白ワイン5:ルジェ・クレーム・ド・カシス1)
個人的に超オススメのカクテルなんですが、『ルジェ・クレーム・ド・カシス』というリキュールが必要になります。
もし、なぜかあなたのおウチにあったり、試しに購入することができる人は、是非お試しください。
作り方は白ワイン100㎖に対して、ルジェ・クレーム・ド・カシスを20㎖混ぜれば出来上がりです。
これはハマっちゃうカクテルなので、飲みすぎ要注意です(笑)
ちなみに、白ワインをスパークリングワインに変えると、『キールロワイヤル』という超有名なカクテルになります。
赤ワインベースの簡単カクテル
これから赤ワインを使ったカクテルをご紹介しますが、1つだけ気にしておいてほしい点があります。
赤ワインにはどうしても「渋さ」があるので、フルボディタイプのもので作ると、渋みがより気になるかもしれません。
もともと赤ワインの渋みが苦手な人であれば、次に紹介するサングリアのように、甘みを足す飲み方のほうがいいかもしれませんね。
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それでは、赤ワインを使った簡単カクテルを紹介しますね。
カリモーチョ(赤ワイン1:コーラ1)
赤ワインと同量の「コーラ」を混ぜることで、『カリモーチョ』というカクテルの出来上がりです。
肉料理との相性もいいのが特徴ですが、なんといっても飲みやすいうえに、クセになる美味しさなので、オペレーターと並んで女性に人気のカクテルです。
ガブガブ飲んで、悪酔いしないように気を付けてください(笑)
キティ(赤ワイン1:ジンジャエール1)
赤ワインに、同量のジンジャエールを合わせた簡単カクテルです。
『キティ』とは「子猫」という意味で、「子猫が舐めるくらい飲みやすい」とか、「はじける泡の様子が落ち着きのない子猫みたい」という由来があるそうです。
名前がかわいいこともあって、女性に人気がありますし、飲みやすいカクテルでもあります。
ちなみに、ジンジャエールを甘口にするか辛口にするかで、味わいや子猫のやんちゃ度もけっこう変わってきます。
ライトボディのやや甘口くらいの赤ワインに、甘口系のジンジャエールを合わせることで、口当たりのいいカクテルになるため、赤ワインが苦手な人でも飲みやすいカクテルになります。
しかし、これもけっこうガブガブいっちゃいそうな飲み口なので、気を付けてくださいね(笑)
ロマンチックハーモニー(赤ワイン3:カルピス7)
なんだか「甘ーーーい!」雰囲気のある名前のカクテルですよね。
『ロマンチックハーモニー』というカクテルは、なんと赤ワインにカルピスを加えたものなんです。
割合は、赤ワイン30㎖に対して、カルピス70㎖です。
ちなみに、カルピスは乳酸菌飲料であれば代用OKですが、個人的にはカルピスが一番美味しかったです。
カルピスを先にグラスに注いだあと、あとからゆ~っくり、そろ~りと赤ワインを注げば、ツートンカラーのカクテルの出来上がりです。
赤ワインを注ぐときに、グラスのふちにそわせるか、マドラーや箸などに沿わせながら、とにかくゆっくりと赤ワインを注ぐと上手にツートンカラーが出来上がりますよ。
シャンパーニュベースの贅沢カクテル
シャンパーニュには高価なものが多いので、飲む機会がなかなかないかもしれないですし、「カクテルにするなんてもったいない!」と思われるかもしれませんが、シャンパーニュを使った超有名なカクテルを一つだけご紹介しておきますね。
ミモザ(シャンパーニュ1:オレンジジュース1)
シャンパーニュを同量のオレンジジュースで割った、とっても飲みやすいカクテルです。
『世界一贅沢なオレンジジュース』といわれたりもします。
カクテルの色が鮮やかな黄色になり、「ミモザ」という花に似ていることからこの名前がついたそうですよ。
メモ
カクテルとは関係ないですが、結婚式やお祝い事でシャンパーニュで乾杯するのは「この幸せがシャンパーニュの泡のように絶え間なく続きますように」と願いを込めているのだそうです。
こんな風に気持ちを込めて乾杯するとまた違った美味しさを感じることができるかもしれませんね♪
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誰でも作れる簡単サングリアを作ってみよう!
手軽さでいえば、『サングリア』も超おすすめです!
たとえば、「なんちゃってサングリア」の作り方は、ワインと同量のオレンジジュース(果汁100%がおすすめ)を混ぜるだけで出来上がりという手軽さです♪
ちなみに、オレンジジュースの量は、ワインによって変えたほうがいいですね。
軽めの赤ワインや白ワインには、量を減らしたほうがさわやかな風味を楽しめます。
オレンジジュースが多すぎると、サングリア感が無くなっちゃいますのでご注意を。
ここに、カットフルーツやフルーツの缶詰でもいいので、ちゃんとした果実を入れるとより本格的なサングリアっぽくなります。
フルーツが入ることで見た目も華やかになりますし、果物の甘みや缶詰のシロップなどでワイン自体が甘口になるので、とっても飲みやすくなりますよ♪
サングリアは、もともとスペインで造られているワインの一種(フレーバードワイン)で、ワインに果物とシナモンを加えて漬け込むという作り方になります。
もしも、入れる果物に迷ったなら、個人的には桃やパイナップル(の缶詰)がおすすめですし、リンゴやバナナなんかも手軽でいいですよ~♪
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おまけ:カクテルについてる黒いストローはなんのため?
今回の記事では、ワインを使ったカクテルのことを書いたので、少しだけお店でカクテルを飲む時の豆知識を紹介します。
役に立つか経たないかはあなた次第!?
添えられているフルーツは食べてもいい?
カクテルには、グラスのふちによくフルーツが添えられていますよね。
本来は、フルーツの風味付けや、カクテルの見た目の演出もあるんですが、「これってどうしたらいいの?食べるの?」と思ったことないですか?
実は、マナー的にもこのフルーツって、食べてもいいんです。
提供されるカクテルに合うような、象徴的なフルーツが添えられていることが多いので、カクテルを楽しみながらフルーツもいただくとより果実感も楽しめます。
ライムやレモンはちょっと絞って入れるだけで、カクテルの風味がガラッと変わるので、いただいてる途中で味の変化を楽しむというのもおすすめですよ。
ちなみに食べた後、もしくは絞った後のフルーツは、ペーパーナプキンに包んでおくとマナー的にも大人的にも上品でGoodですよ。
ストローの存在
カクテルによっては、ストローがついてくるものがありますが、結論からいうとこのストローは、飲むためのものではありません。
危うくくわえそうになりますが、ダメですよ。
ストローがついてくるカクテルの多くは、フローズンタイプのものが多く、時間が経つにつれて氷が解けるので、カクテルが分離してしまうんですね。
そこで、ストローでかき混ぜて、カクテルをまた楽しむためのものなんです。
2本ついてくることもありますが、意図は同じなので、カップルでくわえたりしないようにしてくださいね。
今回の記事のまとめ
今回の記事では、残ったワインでもおしゃれに美味しく楽しめる、ワインカクテルをいくつかご紹介してみました。
どれも手軽の出来るものなので、もしワインが余ってしまったようなときは、是非チャレンジしてみてください。
ワインベースのカクテルは色も鮮やかですので、SNSなどで投稿してもけっこういい感じに映えます。
また、ワインベースのカクテルは香りもいいので、リラックスしたい時間でも十分楽しめますよ。
余談ですが、残ったワインは、料理に使うという選択肢もあります。
カレーやシチューなどの煮込み料理や料理にかけるソース、変わり種だとワインで作るジャムや塩なんかもあります。
僕は、やむを得ずワインが残ったとき(最近はまず残らないが)は、ミートスパゲティのレトルトソースをフライパンに出して、残ったワインを適当に入れて混ぜ合わせながら一緒に温めてから、パスタにかけてよくいただいてました。
けっこうコクが出て、本格的な味っぽくなって美味しいですよ。
料理好きな方は、レシピのサイトも豊富にあるので、そちらを参照してみてください。