僕はほんの数年前までは、占い師に「あんたは悩むのが趣味だから、占ってもしょうがない」といわれるほど、悩むのが癖になっていました。
人間関係、仕事、恋愛、プライベート、、もうなんでも悩んでましたね。
いまの僕では考えられないくらい、具体的ではなく、漠然としたことで悩んでました。
日常の中から「不安」が消えることがなかったんです。
しかし、不思議なもので、本当に人生がうまくいかなくなったときに、これからお話しする理由に出会っていき、悩むことが激減したんですよ。
そこで本記事では、占い師に悩むのが趣味だとまで言われた僕が、いまではほとんど悩まなくなった理由を紹介します。
なんだか、幸運のブレスレットでも売ってしまいそうな雰囲気ですが、単なる体験談なのでご安心をw。
目次
僕が悩む時間をムダと思えるようになった理由①過大な期待
僕の悩みの大半は「こうなったらいいな」「こうなってほしいな」が、うまくいかないことが原因でした。
人間関係、仕事、恋愛、その他もろもろ、基本的にうまくいってないと感じることが多かったし、それだけ自分に自信も持てませんでした。
でも、よく考えたら、そんな希望が全部叶うようなマンガみたいな展開はありえません。
冷たくいっちゃうと、「期待するだけムダ」なんです。
思うようにいかない人生の中で、いかに自分が思うように動けるのかが、すっごい大事です。
「こうなったらいいな」と思うことはとても大事です、だって行動の源になるんですから。
ただ、思うようにならないから、悩みすぎて動けなくなるのであれば、それは過大な期待を求めているからだと思います。
どうにもならないことで悩む時間は、どうにかするための時間に使いましょう。
僕が悩む時間をムダと思えるようになった理由②自分の中に答えがない
これ、当たり前に聞こえますよね、きっと。
自分の中に「答え」がないから悩んでいるのだと。
では、逆に質問です。
自分の中にない答えは、悩んだら出てきますか?
今の僕なら、悩むのではなく、すぐにどうしたら答えが出せるか行動します。
ググってもいいし、挑戦してもいい。
自分なのかに答えがないなら、自分の外の答えを探すように行動しましょう。
そのほうが100万倍、有意義です。
僕が悩む時間をムダと思えるようになった理由③96%は実際に起こらない
聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか。
米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになりました。さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%だったのです。
心配事や不安の96%は実際には起こらない。つまり、ただの「取り越し苦労」にすぎないのです。専門用語では、将来を予期して不安になることを「予期不安」と言います。予期不安のほとんどは実際には起こらないのです。
100個の心配事や不安のうち、4個しか実現することはないと思うと、悩むこと自体が僕は面倒くさくなりました。
それなら、自分でどうにかできることに挑戦したほうが、余計なストレスもかからなくていいですし、成長もできます。
急に前向きになるのは、悩みや不安で困ってる人にとって難しいことですが、できること、できそうなことに挑戦することで、悩む対象は前向きなものに変わります。
おなじ悩むなら、どうすれば今よりなにかできる自分になれるのか、そのほうが価値があると思います。
僕が悩む時間をムダと思えるようになった理由④とある本を読んだ
マンガ版で恐縮ですが、僕はこの「エッセンシャル思考」の本をかなり何度も読み込んでいます。
「99%の無駄を捨て、1%に集中する」という考え方にめっちゃ共感したんです。
実際にはいきなりこの方法を実行することは難しいですが、今の自分が本当に正しいことに力を注げてるかを考えると、じつはしなくてもいいもの、やらないといけないと思っていたものってかなり減らせます。
この選択肢を減らすという思考を身につけるのは、かなり有効ですよ。
無駄に多い選択肢が、悩みの原因になっているのだと気づいたときに、目の前が急に開けたのをいまでもよく覚えてます。
僕が悩む時間をムダと思えるようになった理由⑤ほかのことを考えてみた
僕の悩みや不安のほとんどは、自分でどうにかできることではない、すぐになにかが起こるわけではないものがほとんどでした。
いわゆる「漠然とした不安」というやつです。
いまと違って、悩む時間がまだまだ多かったころに、たまたまワインにハマった時期があったんです。
もともとは仕事がらみで勉強を始めたんですが、ワインの世界がおもしろすぎてどっぷりハマりました。
資格を取ろうとかするのではなくて、素人の僕がいかにワインを美味しく楽しめるのか、それをお客様にどうやって伝えるのかでめっちゃ悩みました。
でもこの悩みって、苦じゃなかったんです。
知識が増えれば、次につながる選択肢が増える、行動を起こせば反応を得られる、悩むことが行動を起こす起点になったんです。
なにも生まない悩みで時間を浪費してたのが、バカらしくなった瞬間でした。
悩むことすべてがムダなのではなくて、その悩んでる時間はなにを生み出しているのかを考えることが大事なんだなって、今では思えます。
まとめ:漠然とした不安で悩む時間はムダ、時間の有効活用を
今回の記事では、占い師に悩むのが趣味だとまで言われた僕が、悩む時間を無駄だとさえ思えるようになった理由をご紹介しました。
記事中には書きませんでしたが、うつになったときに覚えた、悩みを小さくする有効な方法を最後にご紹介します。
その方法とは、悩みを「確認する」ということです。
やり方は簡単で、不安に思っていることや悩んでいることを紙に書きだすんです。
個人的には、すぐに消せてしまうスマホのメモ機能やアプリではなく、紙に書きだしたほうがいいです。
書きだした悩みの大半は、けっこうどうでもいいことだったり、すぐにどうこうできるものではないのが多くないですか?
すぐに解決できない、自分の力ではどうしようもないことは、悩んでも結論は出ないので消します。
次に残った悩みに関連性がないかを見て、ありそうなら線でつなげていきます。
けっこうね、つながるもんです。
関連性があると判断したものは、おおまかに見て、同じ悩みと判断しちゃいます。
これだけで最初と比べるとかなり減ってるはず。
その中からすぐになんとかできそうなものに対して、行動を起こします。
あとはこれを繰り返すだけ。
悩みの内容によっては、途中で全部消えることもあります。
この書きだす作業をするだけで、悩む時間は大幅に減らせますし、この考え方に慣れてくるとそもそも悩まなくなります。
漠然とした不安に悩んでいた時間を、もっと実際にどうこうできる時間に使いましょう!