えっ、それダメだったの⁉腕時計のNGをあなたはいくつ知ってますか?

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えっ、それダメだったの!?腕時計のNGをあなたはいくつ知ってますか?

スマホが主流ないまのご時世でも、腕時計は大人の嗜(たしな)みとして、多くの場面で身につけられています。

スマートウォッチから高級腕時計まで、なにげにファッション雑誌で特集が組まれたり、芸能人がさりげなく身につけていたりと、オシャレの要素も強くなっていますよね。

 

腕時計の専門に行かなくても、インターネットでポチれば、かんたんに手に入ることもあって、数千円~3万円台くらいの腕時計であれば、意外と持っている人も多いです。

しかし、ふだん腕時計を着けない人が多い中で、腕時計に関するNGなことや、マナーを知らない人もまた増えています。

 

そんな僕も腕時計を売る側にならなければ、知らなかったであろう、腕時計に関するマナーやNG事例がたくさんありました。

そこで本記事では、元宝飾店店員でブランド腕時計を販売していた経験から、腕時計に関するNG集をまとめてみたので、腕時計を着用するときの参考にしてください。

 

目次

結婚式に腕時計はNGだった⁉意外と知らないマナー違反とは

結婚式に腕時計はNGだった⁉意外と知らないマナー違反とは

 

普段は腕時計を着けることがない人でも、一人の社会人、大人として参加する場では、必要になることも多いです。

大人になると、いい腕時計のひとつくらいは持っておきたいという人が多いのも、そんな理由によるところがあったりします。

 

しかし、腕時計を着用する場によっては、マナーが存在することは意外と知られていません。

ここでは、着用することの多いシーン別で、マナー違反にあたることを紹介します。

 

結婚式での腕時計着用はマナー違反?

華やかなスーツやドレスで参加する結婚披露宴。

服装に合わせて、オシャレな腕時計を着けたくなりますよね。

 

しかし、本来、結婚式での腕時計着用はNGなんですよ

結婚式に参加する親族や友人、会社関連の方は、新郎新婦に招待された「ゲスト」という立場。

 

そんな人たちが、腕時計で時間を見るという行為は、「早く終わらないかなー」と進行・終了時間を気にしている、かなり失礼な意味合いになります。

多くの式場で時計が設置されていないのも、新郎新婦から「時間を気にせずに、心ゆくまで楽しんでほしい」という理由からなんですよ。

 

なので、結婚式、結婚披露宴での腕時計着用は、できる限り着けないほうが無難です。

ちなみに、2次会以降は大丈夫ですよ。

 

近年ではオシャレの一環としてOKとしているケースも

まだまだ例外的なケースですが、結婚式に参加するときの「おしゃれアイテム」という位置づけで、着けていてもいいじゃないかという風潮もあります。

もちろん、派手すぎるようなもの、高額すぎるものはNGですが、シンプルなデザインのものであればOKという考え方もあります。

 

そのさいは、腕時計を着用していても、できるだけ時計を見ないといった配慮はしましょう。

あくまでお祝いの席なので、自分のオシャレ感で雰囲気を悪くするような行動は控えたほうがいいですよね。

 

お通夜のときに腕時計をするのはマナー違反?

お通夜や葬儀の際の腕時計の着用は、基本的にはOKです。

どちらの場合も、進行に関する段取り的なこともありますし、急な参列になるケースがほとんどなので、時間を気にしなければならないことも多いですよね。

 

ただ、間違ってもギラギラした派手なものや、ごっつい腕時計は避けましょう。

故人をおくるために参列していることを、忘れないようにしましょうね。

 

余談ですが、ものすごくマナーに厳しいケースとして、革ベルトはNGとされることもあります。

これは、動物の革を使用していることから、「=殺生」にまつわるものという考えで、葬儀の場にふさわしくないといわれています。

 

就活のときに気をつけたほうがいい腕時計のマナーとは

就活のときに、身だしなみのひとつとして、腕時計を着用する人も多いでしょう。

僕の経験からも、時間にまつわるものは、ちゃんとしたものを使用している人のほうが、好印象を与えやすいです。

 

就活の場合、極端に派手なものやおしゃれなものは避けましょう。

逆に、ものすごく高価なものもあまりいい印象を与えないことが多いです。

 

また、スーツという服装であることから、あまりにごっついケースのものは、似合わないのでやめたほうがいいですね。

あくまで印象の話をすれば、スマートウォッチを着用している社会人も多い中、就活の場合、デジタル表示のタイプは、まだまだ受け入れられていない感は強いです。

 

結論をいえば、ごちゃごちゃしていないシンプルなアナログ腕時計で、高価すぎない、3万円くらいまでのものを選びましょう。

 

ビジネスマンなら知っておきたいマナー違反

主に営業マンの人は注意したほうがいいマナーですが、お得意様やお客様といるときは、スマホでの時間の確認はかなり失礼にあたります。

スマホが主流な現代といえども、このマナーは根強く残っていますし、じっさい目の前でスマホで時間をチェックされると、感じ悪いです。

 

まず、お得意様やお客様と話しているときに、ポケットからゴソゴソとスマホを取り出すという行動は、会話の流れをさえぎります。

また、スマホを手に取って、カバーを開ける、表示させるといった行動をとっている間、相手から視線を外すことにもなりますよね。

 

この瞬間、相手によっては「自分との会話より時間を気にしている」という印象を与え、気を悪くさせてしまうことも。

腕時計の場合、すこし腕を伸ばせば確認できることはできるので、たとえ時間が気になっても、相手との会話をさえぎることなく、時間を確認することができます。

 

わかりやすく説明すると、あなたが気になって仕方がない異性が、会話中にスマホをチラチラ見ていたら、嫌な感じしませんか?

それと同じ行為を、ビジネスの場でしているんですよ。

 

変わりつつあるスーツに合わせる腕時計の基準

一昔前までは、どんなに暑くても、男性ならスーツにネクタイは当たり前の服装でしたよね。

そのため、スーツのそでから覗く腕時計のカッコよさやスマートさを重視した腕時計選びが中心でした。

 

しかし、現代では、クールビズやノーネクタイの職場も増えたことから、必ずしもスーツに合わせた腕時計を選ぶこともなくなってきました。

まぁ、どちらにしても派手すぎる腕時計や、上司のものより高価な腕時計はいい印象を与えません。

 

高級なブランド腕時計は、それなりのポストについている場合や自分で会社を経営している場合を除いては、プライベートで着けたほうがいいでしょうね。

サラリーマンといえど、腕時計って、意外と見られているので、要注意ですよ。

 

現代には腕時計にNGなものがたくさんある

現代には腕時計にNGなものがたくさんある

 

いまの時代、身の回りにあるあらゆる製品は、じつは磁気を発生しており、腕時計にとっては大敵なんです。

腕時計が磁気の影響を受けてしまう現象を「磁気帯び」または「磁化」といいます。

 

このような影響を与えやすいものとしては、次のようなものがあります。

  • スマホやタブレット、パソコン
  • スピーカー(上記に使用されているものを含む)
  • テレビ
  • 磁気ネックレスなどの健康器具
  • IH調理器

「耐磁」処理がしてある腕時計であれば5㎝以上、それ以外のものであれば10㎝以上、離しておくことで影響を受けにくいとされています。

15㎝以上離しておけば、かなり無難ですね。

 

特に気をつけておきたいのが、スマホカバーやバッグなどの留め金についてる磁石

ついついバッグの中に腕時計を入れてしまって、これらの磁石部分に密着してしまい、磁気を帯びてしまうことはよくあります。

 

磁気帯び状態になると、わかりやすく時計が狂ってしまいます。

磁気を帯びてしまうと、「磁気抜き(脱磁)」という処理をしないと、磁気を取ることは難しいのですが、修理費用が意外と高くつくこともあるので、できれば予防したいところですよね。

 

ちなみに、磁気が発生しているかどうかをチェックする方法は、100均などで方位磁針を入手し、気になる箇所に近づけて、もし正確な方位を示さなかったり、動き続けていれば、そこには磁気が発生しています。

デジタル式クォーツ腕時計は、磁気の影響を受ける要素が少ないので、磁気化しにくいタイプになります。

 

腕時計の防水レベルを過信しすぎないほうがいい

「生活防水」というタグのついている腕時計をよく見ると思います。

最近では、安いものでも、ほとんどの腕時計にこの「生活防水」がほどこされています。

 

しかし、「防水」という単語が入っているせいか、「水につけても大丈夫」だと思っている人って意外と多いんです。

「防水って書いてあるのに、、不良品じゃないのか⁉」みたいなことをいう人も。

 

「生活防水」の防水レベルは、あくまで小雨や汗で「軽く濡れるくらいなら大丈夫」な程度なんです。

なので、つけたまま海やプールに入ると、高い確率で水がケース内に入って壊れます。

 

もし、海やプールで着けたまま遊びたいのであれば、「5気圧防水(WATER RESISTANT 5BAR)」以上のものにしましょう。

ちなみに、故障のもとなので、腕時計を着けたまま、お風呂やサウナに入るのはやめましょうね。

 

腕時計を贈り物にするときに気をつけたいNG事例とは

腕時計を贈り物にするときに気をつけたいNG事例とは

 

社会人に贈る場合は、やさしくいえば「お仕事がんばってください」、ストレートにいえば「仕事に励め」という意味なので上司や目上の人に贈るのはNGとされています。

ただ、腕時計好きを公言している人に対して、本人の好きなものとして贈るのであれば、日ごろの感謝の気持ちをカードなどに添えて贈るといいでしょう。

 

また、これから社会人になる人への就職祝いや、大学生などへの進学祝いには、「新しいステージで仕事や学業をがんばってね」という意味になるので、贈り物としてはOKです。

 

男女の中での腕時計を贈る意味は「これからも、あなたと一緒に過ごしたい」という意味があります。

しかし、この意味の裏には「束縛」や「独占したい」というふうにとる人もいるので、付き合ったばかりのカップルよりは、結婚が話題に出るような仲のほうがいいかもしれません。

 

贈り物は、贈り主が受け取る人のことを思って、品物を選びますよね。

なので、NGな贈り物としての意味合いは知っておくべきマナーにはなりますが、自分が受け取ったからといって、あまりガチガチに勘ぐったりしないように、素直に感謝しましょう。

 

まとめ:腕時計は大人の嗜み、最低限のマナーは知っておこう

今回の記事では、腕時計に関するNG事例やマナーについてまとめてみました。

なんとなく知っていたものから、初耳だったものまで、いろいろあったのではないでしょうか。

 

僕も宝飾店で高額な腕時計に興味を持ってもらうためのネタとして、いろいろと調べたときに得た知識ですが、ほとんど知らないものばかりでした。

でも、なんだかんだで大人の付き合いをする場面では、知っておいてよかったと思うことも多かったです。

 

ぶっちゃけ、ご時世的に「マナー」にこだわりすぎるのは、煙たがられてしまいます。

しかし、そんなマナーが存在するのには、ちゃんと理由があることを理解しておきましょう。

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