こんな方におすすめの記事です
- ワインのコルク栓を上手に開けたい
- ワインのコルク栓の開け方を知りたい
- コルク栓を開ける便利な道具があるなら欲しい
ワインをすすめるとよく聞くのが、コルク栓を開けるというハードルが高いし、面倒くさい、、です。
僕も最初はものすごく下手っぴで、なかなか上手にコルク栓を抜くことが出来ませんでした。
力任せに引っこ抜こうとして、コルク栓を割ってみたり、なにがいけなかったのか、コルクの屑がワインに入ってしまったり…。
ワインを飲もうと思ってるときって、僕の場合なにかしらウキウキしてることが多いだけに、抜栓の時点でコケるとかなり凹みます。
しかしここ数年で、そんなワイン初心者にはありがたい、「スクリューキャップ」のものが、多く採用されるようになってきました。
でも、自分へのご褒美的なものであったり、記念日に選ぶようなちょっといいワインには、コルク栓のものが多いですよね、これが。
そこで本記事では、ワインのコルク栓を誰でも簡単に開けられる道具の紹介や、ソムリエナイフなどの使い方について解説します。
コルク栓を開けることが苦でなくなると、一気にワインが近い存在になる気がしますよ。
目次
ワインのコルク栓を簡単に開けられる道具おすすめ3選
Image by Adriano Gadini from Pixabay
コルク栓を開けるための道具といえば、ワインオープナーと呼ばれるものが一般的です。
スクリューと呼ばれる、らせん状の金具をコルク栓にセットして、引き抜くと抜栓できるいう道具です。
ワインオープナーは種類が多いのですが、使いやすさからおすすめの道具を3種類ご紹介します。
ソムリエナイフ
ワインボトルのコルク栓を抜栓するときに使用する道具としては、一番認知度の高いアイテムではないでしょうか?
ソムリエナイフは、なんといっても使いこなせれば、めっちゃかっこいいです!
慣れるまで、というかコツをつかむまでは、何度か実践するしかないと思いますが、最近ではYouTubeなどの動画サイトでもわかりやすい解説がされていますよ。
ソムリエナイフは、コンパクトで収納もしやすいので、ワインを飲む機会が多い人は、一つ持っておくといいと思います。
ちなみに、コルク栓を引き抜く際に、ボトルのふちに引っ掛ける部分が、1段式のものと2段式のものがあります。
2段式のほうが、少ない力での開栓が可能なので、コツさえつかめれば、女性でも簡単に開栓できるようになりますよ。
スクリュープルタイプ
ワイン初心者さんでも扱いやすいように開発されたのが、このスクリュープルタイプのオープナーです。
ボトルの上部にセットして、スクリュープルの上部をくるくる回すだけで、簡単にコルク栓が抜けてくれる優れものです。
ソムリエナイフが面倒くさい人と思っちゃう人には、おすすめのアイテムです。
僕も使用したことがあり、とても扱いやすい印象しかないのですが、スクリュープルタイプのレビューの中にはコルク屑が入ってしまうという人もいるようです。
ちなみに、僕はそのようなことになったことがないので、原因はわかりませんが、気になる方はリサーチをしっかりしてみてくださいね。
電動式タイプ
電動式のオープナーは、ボトルにセットしてボタンを押すだけで、開栓できてしまう超便利アイテムです。
とにかく楽がしたい人には、間違いなくおすすめのオープナーです(笑)
使用方法はいたって簡単なのですが、電動なので電池の交換や充電をしなければならなかったり、重さや大きさもそれなりにあります。
そのあたりが気にならなければ、問題なく楽ちんが出来ると思います。
初心者さんにおすすめしないオープナーは「T字型スクリュータイプ」
Image by Shutterbug75 from Pixabay
ワインオープナーの中でも、最もシンプルな構造のものが、この「T字型スクリュータイプ」で、以前はよく景品などでもらうこともできたアイテムです。
40代以上のご家庭では、よく見かけたのではないでしょうか。
このタイプのオープナーは、けっこう力がいるので、初心者さんでは失敗しがちな道具です。
力任せに引き抜こうとすると、コルク栓が途中で折れてしまうという惨事も起こります。
T字型スクリュータイプは、よく見るアイテムだけになんとなく簡単に扱えそうですが、使い慣れている人以外には、正直おすすめできません。
ワイン初心者さんがソムリエナイフで抜栓を失敗する2つの原因
Photo by AZGAN MjESHTRI on Unsplash
おすすめのアイテムを紹介してみましたが、個人的には扱えるようになったらめっちゃカッコイイという、とっても単純な理由でソムリエナイフが好きです。
誰でも扱える道具は、確かに便利でお手軽ですが、ソムリエナイフでワインを開栓するときの、ワクワク感が好きなんですよね。
今でも、カッコよくソムリエナイフを扱えているわけではありませんが、不器用な僕でもふつうに開けられるようにはなったんですよ。
そこで、何度か失敗しているうちに気付いた、失敗するときの共通の原因があるので、共有しておきたいと思います。
スクリューはコルクの中央に刺す!
当たり前のように思うかもしれませんが、意外と失敗しているときは中心からずれていたり、ナナメに刺してしまっていたりします。
ちなみに僕は、真上からだけではなく、横からも指す位置を確認するようにしてます。
中央から上下左右どこかへずれていたり、ナナメに刺さっていると、コルクを抜く際に力のかかり方が偏ってしまうため、コルクの破損の原因になりやすいんです。
また、スクリューを指すときも力任せにねじ込むと、コルクが中に押し込まれていくので、ゆっくりと回してあげることをおすすめします。
コルクを抜くときは焦らない!
ワインの開栓に慣れてないうちは、早くコルク栓を抜いてしまいたくて、力任せに引っ張りすぎることが多いです。
しかも、まっすぐ引っ張らずに、グニグニと左右にねじりながら引っ張ってしまいがちなんですね。
これでは、コルクが破損してしまう可能性を大きくしているようなものです。
コルクを引き抜くときは、焦らずにゆっくりと、まっすぐ引き上げるようにすれば、安全に開栓できるようになります。
ソムリエナイフの場合、特に2段式のものは、ボトルの口部分にフックをひっかけて、てこの原理で力を使わずに開栓できるので、無理に引っ張り上げなくてもうまく抜けます。
フックの使い方を知らないと、T字型と同じような使用方法になってしまうので、コルクの破損率が高かったり、抜けた直後に中身が飛び散ってしまったりします。
正しい使い方を、一度動画で確認しておくといいですね。
ワイン初心者さんでも出来る上手なスパークリングワインの開け方
スパークリングワインの開栓といえば、コルクを派手に飛ばすのを想像する人がいますが、栓が人に当たったり、蛍光灯や窓が割れたりするので危険です。
実際に僕はミスもあって2度、蛍光灯を割ったことがありますが、薄暗くなった部屋で普通に凹みました。
スパークリングワインは、次のようなことに気を付けると、危なげなく開栓できますよ。
ポイント
- タオルなどで栓を覆う
- 栓の部分をしっかり持ってボトルのほうを回す
- ゆるんでくるとガス圧で栓が飛び出そうとするのでしっかり持っておく
- 「ポン」という音が小さいほどプロ!
- ちなみにプロはガスが抜ける「シュッ」という音しかさせない
- このガスの抜ける音を「天使のため息」という
コツは、コルク栓を回すのではなく、しっかりと固定して、ボトル側を回すことです。
これだけでも、断然開けやすくなりますよ!
あと、タオルなしで開ける人もいますが、コルクが飛ばないようにするためと、仮に泡が噴き出ても大丈夫なように、できればタオルを使用したほうがいいと思います。
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今回の記事のまとめ
ワインのコルク栓は、ワインを飲み始めた人たちにとって、苦手意識の塊のような存在なことが多いです。
ペットボトルのような、スクリューキャップのものが多くなってきたので、余計に面倒な存在になってしまっている感さえあります。
しかし、スクリュープルタイプのように、初心者でも簡単に開けることができる道具があったり、ソムリエナイフの使い方を動画で見られるような時代です。
コルク栓に抵抗がなくなると、今度は逆に、スクリューキャップでは味気なくなってしまう気さえしてきちゃいますよ。
いずれにせよ、コルク栓のワインは、まだまだ多くの割合を占めているので、簡単に開けられる手段を知っておくのは、いいことだと思います。
以上、今回はワインのコルク栓を上手に開けるための方法についての記事でした。