こんな方におすすめの記事です
- ちゃんとした腕時計を1本持っておきたい
- 初めての高額な腕時計の購入を考えている
- デキル大人になりたい
- 冠婚葬祭や同窓会などで恥ずかしくない時計が欲しい
- 合コンや街コンでモテたい
これだけスマホで簡単に時間がわかってしまう時代で、意外かもしれませんが、ちゃんとした腕時計を1つは持っておきたいという人は男性女性問わず意外と多いんです。
僕は宝飾店で働いていたときに腕時計も取り扱っていたのですが、仕事用、プライベート用問わず、いいものを1つ持っておきたいというお客様が意外と多かったのが、今でも印象に残っています。
結論からいえば、ものすごくムズカシイ専門知識は腕時計選びに必要ありません。
強いていえば、初めての腕時計選びの時は一目惚れすることが多いので、その時計をいかに長く使い続けるかという知識は必要になります。
しかし、これは欲しい時計が決まってからつければいい知識でもあるので、前もって知っておくべきことはこちらの記事にまとめていますから、ざっくりと目を通しておけば十分だと思います。
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目次
腕時計の機械式とクォーツの違いってなに!?ベルトは金属と皮どっちがおすすめなの?
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それでは元販売員が教える、簡単な腕時計の選び方を解説しましょう。
腕時計の基本的な種類は大きく分けて2つ!
あまり腕時計に関心がなかった人にとって、腕時計に種類があること自体が意外かもしれませんよね。
腕時計には「クオーツ式腕時計」と「機械式腕時計」の2種類があります。
簡単にいうと、時計を動かしている動力源が「電池」か「ゼンマイ」かの違いです。
クオーツ式腕時計は電池を動力源として動くもので、電池が無くなれば止まり、交換しなければなりません。
デジタルタイプやソーラータイプ、電波式腕時計なんかもほぼクオーツ式になります。
恐らく腕時計初心者の人にはクオーツ式の印象がほとんどかと思われます。
また、実際お手ごろな値段で売られているものは、ほぼ間違いなくクオーツ式です。
対して、機械式腕時計はゼンマイを動力源として動く腕時計です。
腕時計をの横にあるリューズ(龍頭)と呼ばれる部品をくるくる回して、大体2~3日くらいもつのが普通です。
つまり巻いたゼンマイが元に戻ると止まってしまい、また巻きなおさないと動かない腕時計なので、恋人や我が子のように手をかけてあげる必要があります。
ちなみに、ねじを巻かなくても日常生活の中で腕を振っている間に、勝手にゼンマイを巻いてくれる自動巻き式のものもあります。
機械式腕時計はそれなりにお世話をしなければならないので、どちらかというと中級者から上級者向けの腕時計といえます。
高額な腕時計を選ぶときのポイントは3つで十分!
腕時計を選ぶ時にやたら詳しい人に相談すると、機能や性能、腕時計のウンチクなどを詳しく教えてくれる人もいますが、かえって混乱することが多いです。
なので、僕は次に紹介する3つのポイントを推奨しています。
基本的には、一目惚れするような自分の感性と相性のいいものを選ぶことですね。
購入した腕時計をつけているときの満足感が大きいですし、より大事に扱うことで、腕時計自体の寿命も長く長くなっていきますよ。
それでは、腕時計を選ぶ時の大事な3つのポイントを紹介します。
ポイント
- いつ使用するための腕時計か考える
- 気になった腕時計は必ず試着してみる
- 予算を決めておくのはとっても大事
ひとつずつ、解説しますね。
いつ使用するための腕時計か考える
腕時計の実物を見る前にまず自分がどんなシーンで腕時計をつけるのか、これをイメージしておいたほうがいいです。
仕事でつけるのか、プライベートでつけるのか、はたまたずーっとつけているのかで選ぶ腕時計の大きさやデザインが変わってきます。
たとえば男性であれば、クロノグラフ(ストップウォッチ機能)がついたものや、ごっつくてシースルーでメカニカルなものは、仕事によってはちょっと場違い感が出てしまいます。
女性ものの腕時計でも、キラキラした装飾のついたものや派手な色のものは、やはり職場ではかなり目立ってしまいます。
仕事で使うのであれば通常はシンプルなものが好まれますし、プライベートであれば自分の好きなものをつければテンションも上がります。
ショップなどで本物を目にする前に今一度、どんな時に腕時計をするのか想像してみましょう。
気になった腕時計は必ず試着してみる
腕時計の試着、もしくは腕にあててみるというのは必須なので、必ず確認するようにしてくださいね!
▼腕時計の試着を推奨する理由
- 自分の腕(手首)に対して腕時計の大きさがあっているかどうか
- 腕時計の本体やベルト・ブレスレットの色が肌の色に馴染むかどうかのチェック
- 腕時計のベルトの長さのチェック
なぜこの3つのチェックをすべきかというと、ショーケースの中に入っていたりすると自分の腕(手首)に対して、腕時計の大きさがあっているのかどうかは、実際に腕時計を試着してみないと慣れないうちはつかめません。
思っていたより大きい、小さいは本当によくある相談です。
特に時計本体の形が、丸いのか四角いのかでも印象はかなり変わってきます。
また、腕時計本体やベルト・ブレスレットの色も、直接腕に当ててみないと合っているのかどうかわかりません。
女性ものの腕時計に多いのですが、ゴールドひとつとっても、黄色っぽいのからピンクっぽいものまで、色のバリエーションも意外とあります。
同じ黄色人種の肌でも色白な方から黄色に近い肌の方まで人によって違いますし、色黒な方もまた似合う色が違ってきます。
あともう一つ、腕(手首)の太さと腕時計のベルトの長さが合うかどうかも要確認です。
せっかく購入しても、ベルトの長さの調節範囲外だと、ぶかぶかだったり、届かなかったりすることがあります。
腕時計を購入する場合は、必ず店員さんに声をかけて試着、もしくは腕にあてさせてもらうことを強く推奨します。
予算を決めておくのはとっても大事
最後に予算についてですが、腕時計のお値段はピンからキリまであります。
しかも、特に男性が一目惚れするようなデザインの腕時計は、必ずといっていいほど結構なお値段がします。
そこで間違いなく、店員さんからショッピングローンを組むことをおすすめされますが、個人的には月々のお支払いが5,000円~6,000円くらいまでにしたほうがいいですよ。
というのも、よほどお金に余裕があれば別ですが、生活費ぎりぎりでローンを組んでしまうと、かなりの確率で生活苦に陥ります。
よくイベント時に使われる「60回無金利」は確かにかなりお得ではありますが、5年間支払い続けることをよーく肝に銘じておかなければなりません。
しかも、3~5年に一回の周期でオーバーホールという、車でいう車検のようなメンテナンスをしたほうがいいのですが、この費用がブランド腕時計の場合かなりかかります。
機械式腕時計でブランドにもよりますが最低で2~5万円くらい、クオーツ式腕時計は費用が少なめとはいえ5,000~35,000円くらいかかるんですよ。
月々のローンにこの費用が重なるとなかなか厳しくなりますが、オーバーホールをしないと大切な腕時計の寿命はどんどん短くなってしまいます。
日々の自分のやりがいとして、無理してでも買った腕時計を見れば、生活苦は乗り切れるという精神論者もいますが、できる限り、無理のない予算での購入を検討したほうがいいかと思います。
高額な腕時計を購入するときに気を付けること
腕時計を選ぶ時の3つのポイントの補足のような形になりますが、僕の経験上、初心者の人はとくに、店頭で購入するときは、気を付けてほしい点があるので参考にしてください。
注意ポイント
- 店員の褒めまくりの次に注意
- 初めての腕時計には並行輸入品は基本的に選ばないほうがいい
- 3~5年に一度のオーバーホール費用は盲点
店員の褒めまくりの次に注意
基本的に店員さんは、購入してもらうためにお客様をべた褒めします。
お客様が気持ちよく買い物をしてくれればお店にとっての利益にもなりますし、店員の印象も非常によくなるので再来店や別の買い物へとつながるからです。
しかし中には、よくわかっていないお客様を捕まえて、商品をどんどんグレードアップさせていき、高額な買い物をさせてしまうような恐ろしい店員さんもいます。
まちがっても、予算をはるかに超えるようなものや、自分の趣味でもないような腕時計は買わないようにしましょう。
たとえば、ちゃんと肌の色に合う腕時計を選んでくれたり、腕の太さに合わせた時計の大きさなんかを見てアドバイスしてくれるような、純粋に腕時計が好きな店員を見つけることができればいいんですけどね。
初めての腕時計には並行輸入品は基本的に選ばないほうがいい
並行輸入品というのはそのお店の仕入れ担当やバイヤーが、直接海外で買い付けをしてきた商品のことをいいます。
基本的に正規品との商品自体の違いはないのですが、為替の関係で正規品よりもかなり安く手に入るケースがあります。
海外有名ブランドを安く買えるからお得なのはお得なのですが、メーカーやブランドによっては保証をつけないなど、正規品との差別化を図っている場合もあるので要注意なんです。
せっかく購入した腕時計にいきなり不具合が生じた場合、無保証で結構な修理費用を取られるなんてことも十分あり得るので、特に腕時計初心者の方は、高くても正規品を購入することをおすすめします。
腕時計の3~5年に一度のオーバーホール費用は盲点
腕時計はどんなタイプのものであっても、末永く使っていきたいのであれば、3~5年に一度の周期でオーバーホールは絶対にすべきです!
オーバーホールとは分解掃除のことで、文字通り部品を全部バラバラにして洗浄することで、古くなった油やほこりなどを取り除き、新しい油を注しながら組み立て直します。
そのあとちゃんと不具合がないか点検をしてくれるので、腕時計を末永く使いたい人は必ず行ってくださいね。
そこで問題になってくるのが、先ほどもふれましたが費用面の問題です。
機械式腕時計の場合、ブランドにもよりますが最低でも2~5万円くらいかかりますし、これに部品の交換などが加わると10万円くらいするような高級腕時計もあります。
クオーツ式でも機械式腕時計に比べれば低い費用とはいえ、5,000~35,000円くらいはかかるので購入時に目安を聞いておくのも必要かもしれません。
車の車検や人間の定期健診・人間ドックのように、腕時計も定期的にメンテナンスを行わなければならないことを知っておいてください。
腕時計初心者におすすめはどんなのがいい?
今まで腕時計なんてしてこなかったけど、初めてちゃんとした腕時計を買おうとしている初心者の方が、腕時計選びに迷っているときにおすすめしているポイントを紹介しておきます。
ポイント
- クオーツ式腕時計
- ベルトはステンレスやチタンなどの金属タイプ
- 支払いに困らない程度の金額のもの
- 出来れば目が合った時にビビビッと来たもの
基本的には、扱いやすいクオーツ式腕時計をおすすめします。
なかでもソーラータイプのものや電波式のものは、時計の本体を拭いてあげる程度で、他のメンテナンスはほとんどいりません。
そして、ベルトもお手入れが簡単な「金属タイプ」のものがいいでしょう。
ベルトの間にたまったほこりやゴミは、オーバーホールの時に洗浄などでピカピカにしてもらえるので、普段は本体と同じく拭いてあげるか、歯ブラシなどで軽くゴミを取る程度でかまいません。
お支払いに関しては個人の考え方によりますが、僕は生活がギリギリになるようなローンの組み方だけはおすすめしていません。
最後に、店員にすすめられるがままに、流行りのものや新商品の腕時計を購入するのではなく、腕時計を探しているときに目が合って離せなくなるものが一番です。
どんな流行りや新商品よりも、自分の感性に合うかどうかって大事ですよ。
腕時計を日常生活の中での使用する際に気を付けたほうがいいこと
注意ポイント
- 腕時計の生活防水を過信しない
- 精密機械なので衝撃には超弱い
- パッキンの劣化には要注意
- 磁気帯びは知らないうちになっている
腕時計は超精密機械なので、水分にはめっぽう弱いですし、強い衝撃や高い場所からの落下にも要注意です。
中でも水分ですが「日常防水」を過信してしまい、水に浸けてしまったり、海やプールに持参してしまう人もいます。
「日常防水」というのは、「ちょっとくらいであれば、水がかかっても大丈夫ですよ」くらいのレベルですので、基本的には濡らさないほうがベターです。
また、使用年数が長くなると、裏蓋にはめてあるゴム製のパッキンにヒビが入ったり、切れてしまうと防水の役割が弱くなってしまいます。
そのためにも、オーバーホールなどのときに、パッキンの交換をきちんとしてもらうようにしましょう。
ちなみに、電池交換のときに、有料ですが、パッキンを交換してくれるので、お店の人にパッキンの状態を確認してもらいましょう。
次に、日常生活の中で、今の時代に最も気を付けるべきかもしれないのが、「磁気帯び」といわれる状態です。
これは文字通り、腕時計が磁気を帯びてしまうことで、時間の誤差が生じやすくるなどの悪影響が出ます。
磁気帯びになってしまうと、修理に出して磁気抜きをしてもらわないと、どんどん磁気が強くなってしまうことで、磁気抜きだけでは済まない修理になることもあります。
磁気帯びの原因として多いのが、パソコンやスマホなどの機器の近くに長時間、または頻繁に近づけておくような状況です。
仕事でパソコンを使う人は、知らず知らずの間に磁気帯びになってしまうことがあるので、パソコンを使用するときは、腕時計を外すように心掛けたほうがいいでしょう。
また、スマホをバッグの中などに一緒に入れてしまうことで、磁気帯びになるケースが多いので注意が必要です。
その他にも、大型テレビや電子レンジの近くに置いておくのも好ましくありませんし、あまり考えられないケースではありますがIHコンロなどの近くも危険です。
磁気帯びは、電化製品の近くに腕時計を近づけなければいいので、簡単な習慣として意識しておくようにしましょう。
腕時計ひとつで変わる持つ人のイメージ
これは僕の経験上の話ですが、ちょっといい腕時計をしている人って、なんだかデキる大人に見えるんです、いやホントに。
たとえば、ユニクロやGUのように比較的購入しやすい服装でも、ちょっといい腕時計をしていると、シャツや短パンといった格好でも、ブランドものなのかと思ってしまうこともあります。
仕事でいえば、営業の人がしっかりとした腕時計をしているのを見ると、実際はどうかわかりませんが、仕事がデキる人に見えてしまうから不思議なものです。
時間に関係あるものがちゃんとしていると、信用を得やすいというジンクスもありますし、商談ではスマホを見る行為は好まれませんしね。
わりとわかりやすいのが、合コンやパーティーの時に声をかけられやすい男性は、お高めなブランドやおしゃれな時計をしていることが多いです。
そういった身なりを女性はちゃんと見ているんですね。
同窓会や冠婚葬祭では、フォーマルな格好にちょっといい腕時計が見えているだけでも、「お金の使い方を知っている」とか「収入がいい」ように見られるようですよ。
ちなみに、結婚式で腕時計を着けて参加することはマナー違反です。(※時間を気にする=早く終わってほしいという意味になる)
カジュアルな腕時計ももちろんいいですが、ワンランクもツ―ランクも上の腕時計をすることで、自分のレベルまで上げられることを知っている人は意外と少ないです。
まとめ
今回の記事では、腕時計初心者の人向けに腕時計の選び方や、気を付けたほうがいいことなどを解説してみました。
腕時計は視界に入る位置にあるアイテムということもあり、お気に入りの1本が手に入ると、かなり毎日の充実度がかなりアップします。
値段の高い安いよりも、気に入った腕時計は長く使っていきたいですよね。
ですからオーバーホールなどのメンテナンスは、定期的に必ず行うようにしましょう。
また、よくある方法ですが、高級な腕時計の購入を決めたときは、出来れば一晩おいて気持ちに迷いがなければ購入するといいですよ。
店頭で素敵な腕時計に出会い、定員にもてはやされてテンションが上がってしまい、高額なローンを勢いで組むようなことはしないようにしましょうね。
ぜひ、素敵な腕時計ライフを送りましょう♪
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