こんな方におすすめの記事です
- ワインはどんなとこで買うのがいい?
- 通販と店頭で買うのはどっちがおすすめ?
最近ではスーパーだけでなく、コンビニでもワインに力を入れているようで、ちょっといいワインや、直接買い付けしているようなものまで見られるようになってきました。
実際のところ、ワインを購入する場所でいえば、スーパーが一番多いと思いますが、中にはワイン専門店や通販でしか買わない人もいます。
ワインを売っている場所はたくさんありますが、置いてあるワインの種類や保存方法、店員さんの知識など、お店の形態によって強みが全然違ってきます。
そこで本記事では、ワインの購入場所によって違う、メリットと注意点をわかりやすいように解説していこうと思います。
目次
ワインを買うことのできる主な場所、方法
Photo by brandy turner on Unsplash
ワインを購入できる主な場所や購入方法といえば、一般的には以下のようなものが考えられます。
▼ワインを買うことのできる場所や購入方法
- スーパー
- コンビニ
- ワイン専門店
- インターネット
- ワイナリー
この他にも、年会費を払って毎月数本のワインのセットを送ってもらうような、企画ものを利用するという方法もあります。
ワインのプロが選んでくれるようなケースがほとんどなので、普段自分では、選ばないようなワインを楽しむことができるのもうれしいですよね。
このような専門店の企画を利用すると、品質の良いワインが定期的に届きますし、なかなか自分でワインを選びに余裕がない方には向いているかもしれませんね。
半面、月々の費用が5,000円~10,000円/月とかかるため、費用的にはやや高めという感覚です。
それでは、一つずつ見ていきましょうか。
スーパーマーケットでワインを買おう!
ワインを飲んでいる、多くの人が利用しているのが、一番身近なお店であるスーパーではないでしょうか?
▼スーパーでワインを買うメリット
- 食料品の買い物のついでに購入できる
- ワインの価格もそこそこ安くて品揃えもよい
- ワインのお供になる惣菜や冷凍食品などを一緒に買える
- お店に入りやすい、気軽にワインを買える
- 季節やイベントによって企画がコーナー化されることが多い
僕もダントツで、スーパーでワインを買うことが多いですね。
最近のスーパーでは、一昔前には考えられないほどチーズの種類も豊富ですし、ピザやパスタの簡易パッケージも多く取り扱っているので、ワインのお供には困りません。
スーパーに並んでいるワインの特徴は、~1,500円くらいの価格帯のものが種類も多く、けっこう充実している印象を受けます。
毎日のようにワインを飲みたい方向けのデイリーワインや、初心者さんがまず試してみるのに、おすすめの飲みやすいものも多いので、ちょっとワインを飲んでみたいときには便利ですね。
ワインに合わせた食材や総菜なども、購入するワインと生産地を合わせるなどの工夫が、すぐにできるのもいいですね。
「オージービーフを取り扱っているスーパーなら、オーストラリア産の赤ワインにしてみようかな?」
「チリ産のサーモンがあるけど同じチリ産の白ワインを探してみようかな?」
といった具合に、すぐにワインと料理を結び付けられるのも大きなメリットとですね。
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お手ごろ価格で、豊富な種類のワインを選べて、気軽にワインを変えるというメリットの半面、スーパーで購入するときの注意点もあります。
▼スーパーでワインを買うときの注意点
- ワインのことを相談できる店員があまりいない
- 高級ワインの取り扱いが少ない
- お店によっては保存環境が良くない
スーパーでワイン買う時に、気を付けてほしいなと思うのは「高価格帯のワイン」です。
スーパーのワインコーナーで、2,000円以上のものを購入する機会は、そんなにありませんよね。
品揃えとして置いてある様々なワインの中には、当然いいワインも置いてありますが、あまり動きが良くないと思われるお値段高めのものは、だいたい棚の一番上に陳列してあります。
すると年中、蛍光灯の光を浴び続けてしまいますし、なにげに空調もずっと当たり続けてしまいます。
ワインは光や温度、湿度に敏感なお酒なので、いつからあるのかわからないようなワインは、出来れば手を出したくないですよね。
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大きめのスーパーには、高級なワインを保管するためのワインセラーが完備してあることもありますが、そこまでしてあるのは稀だと思ってください。
まとめ
- スーパーでワイン買うなら、回転率のいい1,500円くらいまでのものがおすすめ
- せっかくなので、ワインとおつまみや総菜との組み合わせを楽しもう
- お店の環境にもよるが、高額なワインはあまりおすすめしない
コンビニエンスストアでワインを買おう!
ここ数年で、コンビニでもワインの陳列スペースを1本しっかりとってあるところが多くなりましたし、冷蔵庫でも冷えたワインを購入できるようになりましたよね。
コンビニといえば、そこそこ回転率のいい売れるものしか置かないイメージがあるので、最初ワインコーナーがあるのを見たときは正直驚きました。
▼コンビニでワインを買うメリット
- 店舗が多いので買いに行きやすい
- 冷蔵庫にワインが冷やしてある
- 各社のおすすめワインがある
- コンビニならではの美味しい惣菜、おつまみがある
- 価格が安めのものが多い
コンビニの冷蔵庫で冷やされているワインは、正直ちょっと冷やしすぎな気もしますが、購入して帰ってからすぐ飲みたいときは、常温から冷やすことを考えればありがたいですよね。
特に、スパークリングワインは冷やしてあるとすっごい助かります!
あと、なにげに小容量のボトルも組み込んである場合が多いので、軽く飲みたいときにもありがたいラインナップですね。
コンビニでワインを買うときの注意点は、スーパーとほとんど同じです。
高級なワインを置いてあることはほぼありませんが、陳列してあるワインの中で、価格の高いものは一番上に陳列してあることが多いです。
ワインボトルに、かなりのホコリがかぶった状態であったり、値引きシールを貼ったまま放置してあるような場合は選ばないほうがいいかもですね。
まとめ
- コンビニは手の出しやすい価格帯のワインが多いので利用しやすい
- せっかくなのでコンビニならではのおつまみや総菜と一緒に買おう
- 棚でホコリをガッツリかぶっているようなワインはあまりおすすめしない
ワイン専門店でワインを買おう!
その名の通り、ワインを専門に取り扱っているお店です。
お店の規模にもよりますが、様々な種類やバリエーションに富んだ価格帯のワイン、チーズやドライフルーツなどおつまみ系を置いてあるところもあります。
また、あると便利なワインアイテムが揃えてあることも多いので、僕はワインショップに行くと、いつもワクワクしてしまいます。
▼ワイン専門店でワインを買うメリット
- 取り扱っているワインの種類が豊富
- 高級ワインを取り扱っている
- ワインの保存状態が良い
- 価格帯も手ごろなものから高価なものまで様々
- ワインについての相談ができる
- お店によっては試飲ができる
- ワイン関連アイテムがある程度揃っている
ワイン専門店の大きなメリットは、なんといってもワインの専門家がいらっしゃることですね!
専門家がいると、どんなメリットがあるかというと、膨大な種類のワインの中から、あなたが探しているものを的確に選んでくれるところです。
▼ワインを選んでもらうときのポイント
- 予算
- 赤・白どちらが好きか
- どんなワインが苦手か
- 好きな料理の系統
- これからワインと合わせる食事
- もしあれば好きな生産地…など
ワインの専門店は、価格の高いワインしか置いていないと思っている人もいますが、わりとスーパー並みにお手ごろ価格のものもありますし、まとめ売りやセット販売をしていることも多いので、僕はいつもついつい手に取っちゃいます。
ワインのことがよくわからないうちから、こういったお店の人と仲良くなれば、自分の好みに合ったワインを開拓できるので、ワイン専門店は個人的には超オススメです!
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また、専門店ならではの新規取扱商品や限定商品、ワインがらみのイベント・企画などをしていることも多いので、お店に行くだけでもとってもワクワクしますよ。
ワイン専門店で、ワインを購入する際の注意点は、いろいろ考えてみたのですが特にありませんでした。
強いて言えば、普段見ないようなワインや、商品の説明書きを見て気持ちが昂ってしまい、ついつい高級なワインを手にしてしまいがちなので気を付けましょう。
まとめ
- 初心者さんほどワイン専門店を活用したほうが良い
- お店の人に積極的に話しかけてみよう
- 自分の飲んでみたいワインの希望を出来るだけ伝えてみよう
- ワイン専門店はプレゼント選びにも最適
- ワインの保存状態もいいはずなので安心して購入できる
インターネット通販でワインを買おう!
Photo by John Schnobrich on Unsplash
ワインの専門店やお酒の専門店、輸入食品取扱店などが、独自の通信販売をしていることがあります。
▼インターネットでワインを買うメリット
- 取り寄せ商品も含めてとにかく商品の数が圧倒的に多い
- なかなか店頭では見かけないようなワインがある
- 価格の比較などが出来る
- お店に直接行かなくてもよい
- まとめ買いが便利
基本的には、ワインやお酒を専門に扱っている業者や、お店が運営していることが多いので、ワインの品揃えでいえばかなりのボリュームになります。
よく「白ワイン飲み比べ5本セット」とか、「ボルドー産赤ワイン厳選セット」といった、企画もののまとめ売りもされているので、いろいろ飲んでみたいときには便利ですね。
直接店頭でまとめ売りを購入すると重たいし、自宅に着くまでに割ったらどうしようという不安がありますが、通販だと宅配業者が運んでくれるのでとっても楽ちんです。
また、サイトによってはメールのやり取りなどで専門店のように、ワインを探してもらったり、選んでもらえることもあります。
しかし通販は便利な反面、実物を見て購入できないというデメリットもあります。
ワインの保存状態が煩雑なケースもあるようなので、サイトの評価や口コミを、よくリサーチしてから利用したほうがいいですね。
また、購入したワインの運送条件も、必ずチェックしたほうがいいです。
たとえば真夏の猛暑の中、「クール便での発送は致しておりません」という注意書きが、商品説明の隅に、ちっちゃい字で書かれていることがあります。
注意事項などが書かれている文面は、必ずどこかにあるはずなので、一度は必ず目を通すようにしましょう。
まとめ
- ワインをまとめ買いしたいときには超便利
- いろいろなワインを試したい人にも向いている
- 通販での購入は持ち運びしなくていいので楽ちん
- 実物が見えない分、サイトのリサーチはちゃんとしたほうがいい
- 運送に関する注意事項も必ずチェック
ワイナリーでワインを買おう!
ワインを造っている醸造所(=ワイナリー)でも、直接ワインを購入できるところがあります。
▼ワイナリーでワインを買うメリット
- ワインを造っている方たちに会える
- ワインのプロにワインのことを教えてもらえる
- 多くの場合、試飲ができるため購入するワインを味見することができる
- ワインの試飲会やセミナーを定期的に行っているワイナリーもある
- 「日本ワイン」を知ることができる
ワイナリーに訪問すると、ワインを造っている方たちの知識や熱意、そしてワインに対する愛を直接聞くことができますし、思わぬ苦労話や素敵なエピソードも教えてもらえることがあります。
時期によっては、ブドウの収穫作業のお手伝いやイベントなどが催されるところもあるので、近郊のワイナリーを調べてみるのもおすすめですよ。
また、日本のワイン法改正により、2018年10月より「日本ワイン」の表示が適用されるようになりました。
ポイント
「日本ワイン」とは日本で栽培されたブドウを使用し、国内で造られたワインと定義されています。産地名の表示に関しては、その地域で育てたブドウを85%以上使用しなければ、産地名を表示できないというようになりました。
この数年で、日本のワインのクオリティは驚くほど急上昇しており、特に日本固有品種である「甲州」を使った白ワインは世界でも評価がとても高く注目を集めています。
もともと職人気質の強い、日本人ならではの繊細なワインづくりは、これからも世界に向けてどんどん発信されていくことでしょう。
そんな日本ワインが生産されているワイナリーを、ぜひ訪問してみてほしいですね。
▼ワイナリーに訪問する際の注意点
- 郊外にワイナリーがある場合がほとんどなので、試飲を希望する際は交通手段をよく調べてから訪問しましょう
- 繁忙期であったり、ワイナリー自体を開放していない日や期間もあるため、突撃訪問は避けましょう
- 試飲による酔っ払い行為(迷惑行為)は、絶対にやめましょう
今回の記事まとめ
ワインが購入できる場所や方法を解説してみましたが、インターネットを含めると、もういつでもどこでもワインを購入できてしまいますね。
その分、上手に使い分けることで、お得に利用できたり、大切な人へのプレゼントを選ぶこともできます。
世界でも人気急上昇中の「日本ワイン」の存在も、かなり注目すべき存在です。
日本ワインは、なんといっても和食との相性がとてもいいので、2020年開催予定の東京オリンピックの際に、世界中の人が来日する中、脚光を浴びること間違いないでしょう。
そんな日本ワインの味をまだ味わったことのない方は、ぜひ世界が注目する味を堪能してみてほしいですね。
以上、今回はワインを買うことができる場所、方法と注意点に関する記事でした。