普段、僕たちが当たり前のように使っているスマホですが、実はホントのところの意味がわからない単語ってありませんか?
ちなみに僕は機械音痴なうえに、インターネットの専門用語みたいなのはもっと苦手なので、普段は知ったかぶりしてることが多いです。
しかし、スマホの機種変更のときや、改めてスマホの中の整理をしたいなって思ったときに、検索して出てくる説明には当たり前のように専門用語が出てきますよね。
そこで本記事では、「実はスマホやインターネット関連の基本的な専門用語を知ったかぶりしてました!」という人のために、何気によく使ったり目にする単語7つについて、僕のメモもかねて、わかりやすくざっくりと解説します。
調べてみてわかったのは、知っておくとスマホをもっといじりたくなるってことですねw。
それでは一つずつ見ていきましょう~。
目次
スマホの「最適化」ってしたほうがいいの?
スマホの動作が遅くなると、アプリなどで「最適化」をすれば軽くなるよ~、みたいなことを目にします。
言われるがままにアプリをインストールすれば、「メモリが最適化されました」みたいな表示が出るので、なんとなくそんな気になったりします。
また、口コミなどを見てみるとアプリを導入すると、実はかえって動作が重くなるという意見もありますよね。
では、結局のところ「最適化」ってなんなのでしょうか?
とってもわかりやすくするために、人間にたとえて解説しますね。
たとえばあなたが24時間眠ることなく、炊事洗濯などの家事や、食事にトイレ、お風呂といった日常生活をしながら、その合間に仕事や調べ物、ゲームに読書、さらには買い物などを休むことなくしなければならない、となると頭がパンクしてしまいますよね。
基本的にスマホは、24時間電源が入りっぱなしで、様々なデータの管理からあなたが使用したネットやアプリなどが快適に動くように処理をし続けています。
するとね、スマホもいっぱいいっぱいになるんですよ。
特に最近のゲームや動画、アプリなどは優秀なものが多いですが、その分データそのものが大きくなっています。
そんな大きなデータをいくつも同時進行していれば、スマホの動作が遅くなるのは当たり前です。
そこで「最適化」をすることで、常時使用しているものや頻繁に使うもの以外のメモリを減らすことで、様々なプログラムを処理をするための余裕が生まれるので「スマホの動作が軽くなる」ことに繋がるんです。
スマホのメモリの最適化には以下のような方法があります。
▼スマホ最適化の方法
- 使用していないアプリの強制終了またはアンインストール
- ホーム画面の使用していないアプリの削除
- キャッシュの削除
- 電源を5分ほど切っておく
ほとんどのアプリはメモリをかなり使ってしまうので、しばらく使っていないようなアプリは消しましょう。
また、キャッシュは次の項で説明しますが、GoogleやYahoo!などのブラウザの「設定→プライバシー」や「設定→ブラウザー」といったところでも削除できます。
ただ、自動でログオンしているようなサイトは、一度ログアウト状態になります。
一番おすすめなのは、少なくとも毎日ゲームをしていたり、動画をよく見るような人は頻繁に重たくなると思うので、一日一回は5分ほどスマホの電源を切る習慣をつけることですね!
スマホやパソコンのネット関連でよく聞く「キャッシュ」ってなに?
「キャッシュ」ってスマホのアプリで不具合が起きたときや、インターネット環境を最適化するときなどに、よく見たり聞いたりしますよね。
そう、あの「キャッシュの削除」ってやつです。
キャッシュというのは、たとえばあなたのお気に入りのアーティストのサイトに初めて訪れたときに、次回からより早く表示ができるようにサイトの情報を一時的にメモリに保存するものです。
アプリなどを2回目以降、早く立ち上がるようにしているのも、このキャッシュのおかげなんです。
なので、本来は全く悪いものではありません。
むしろ、インターネットやアプリを快適に使用できるようにしている、優秀なコなんですね。
ただ、このキャッシュという機能はとどまることを知りません。
削除しない限りは、ほとんどの場合ずーっとキャッシュをため込んでいきます。
すると、一時的に使用しているとはいえ、メモリはいっぱいいっぱいになってしまうので、スマホの処理能力は当然遅くなります。
これが、いわゆる「重くなる」という現象なんです。
なので、たまに本体の設定やインターネットブラウザのアプリ設定などで、「キャッシュの削除」をしてあげると、メモリがすっきりして快適に動けるようになるんです。
ちなみに、個別でやるのが怖くてしたくないという方は、一日5分程度電源を落とすだけでも、一時ファイルは消せますのでおすすめです。
また、アプリの不具合が起こったときも、キャッシュが原因になっていることがあるので、電源を落としてキャッシュの削除を行うだけで改善されることはよくあります。
ネットを見るときの「シークレットモード」とは?
これは僕の場合、最近知った単語なんですが、あなたはご存知でしたか?
シークレットモードとは「Google Chrome」の機能の一つで、インターネット上であなたが訪れたサイトやホームページの閲覧記録やダウンロードの履歴が残らないといった、簡単にいえば痕跡を残さない機能なんです。
ただし、訪問先にはあなたが訪問したことが知られる可能性はありますので、履歴が残らないからといって怪しいサイトを訪問するのはやめましょう。
シークレットモードで、インタネットを利用することにどんなメリットがあるのかというと、Amazonや楽天のようなショッピングサイトを利用する際に個人情報やカード情報、パスワードなどが残らないため、個人情報の流出を懸念している人にはおすすめの機能と言えます。
また、シークレットモードでは、自分の閲覧している履歴が作用されないことから、閲覧履歴に左右されない純粋な検索結果が表示されるので、ネットビジネスやブログ運営をしている人は、リサーチなどをするときに便利な機能といえます。
スマホやパソコンでよく聞く「ガジェット」って何者?
最近は、スマホやパソコン関連の記事、Amazonや楽天などのセールのときにも、当たり前のように「ガジェット」という言葉を目にするようになりました。
しかし、正体を知らないと、「ガジェットって、結局のところ何のことなんだろう」って思いませんか?
ちなみに、僕ずっとパソコンのプログラム言語のことだと、勝手に思い込んでいました。。
ガジェット
「小さく、珍しい道具」というような意味で、WindowsのデスクトップやGoogleのiGoogleページで動作する、小さなアプリケーションのこと。WindowsやGoogle以外で同様のものは、ウィジェットと呼ばれる。時計やカレンダー、天気予報、付箋、最新ニュースなど、さまざまな種類がある。携帯ゲーム機やPDA端末など、小型のデジタル電子機器のことを指してガジェットと呼ぶこともある。
広い意味でとらえれば「小さくて便利なもの」すべてが、「ガジェット」と言えます。
スマホ関連でいえば、
- Bluetoothのイヤホン
- スマホケース
- ワイヤレス充電器
- スマホに取り付ける広角レンズ
- 自撮り棒…など
あると便利な周辺グッズや、機器は全てガジェットと言えます。
パソコンでいえば、マウスやキーボード、USBハブやSDカードリーダー、テンキーなんかもガジェットですね。
また、コトバンクの説明文の中にもありましたが、スマホのホーム画面の中にある時計やカレンダー、天気予報や最新のニュースなどもガジェットになります。
スマホのホーム画面設定で出てくる「ウィジェット」って単語は何?
ウィジェットは、スマホのホーム画面などの設定時によく出てくる単語ですが、実は先ほどのガジェットと意味合い的にはほとんど違いがないんです。
実は、ウィジェットはAndroidスマホの特有の機能なんですが、もちろんiPhoneにもウィジェット機能はあります。
よく購入したばかりのスマホを起動すると、いろいろなアイコンや時計、天気、最新ニュースなどが最初からホーム画面に表示されていますよね。
あれが、ウィジェットになります。
最近のウィジェットはホーム画面に配置する際のデザイン、大きさ、設置する場所などかなりカスタマイズできるのが大きな特徴といえます。
使用する人によって、必要な情報が違うので、カスタマイズすることで、使い勝手の良い端末にすることができます。
ただし、ホーム画面に設定したものの、あまり使うことのないものは、出来るだけ消すようにしましょう。
これもいわゆる「メモリの最適化」になります。
「Android」と「iPhone」ってなにがちがうの?
「Android」と「iPhone」ってなにがちがうのでしょうか?
ここでは、大きくわかりやすく違う点を2つ紹介しましょう。
1つは、使用されているOS(オペレーションシステム)が違います。
ちなみにOSというのは、スマホそのものを制御したり、管理するための最も基本的なソフトウェアのことをいい、簡単にいえば人間でいう「脳」ですね。
このOSの違いは、以下のようになります。
- Android…Google社の提供している『Android OS』
- iPhone…apple社が提供している『iOS』
根本的なスマホを動かしている「脳」が違うのが、両者の明確な違いといえます。
2つ目の大きな違いは、機種本体の選択の自由度ですね。
Android OSはGoogle社がライセンスフリーで提供している、つまりAndroid OSを使って端末を作ってもいいよって言ってくれてるんですね。
なので、Android端末には各メーカーから様々な機種が登場していますので、不便な点といえば端末のメーカーを変えてしまうと操作面で違いが大きいところですね。
あと、アプリの開発も様々な会社・人が絡んでいるため、種類が圧倒的に多いのも特徴といえますが、品質や安全面に気を付けなければならないものも多いので注意が必要ともいえます。
一方、iPhoneは製造から開発の全てをapple社が独占しているので、apple社の端末機種しか存在しません。
逆にいえば、審査の基準が統一されていて厳しいので、アプリの品質は高いともいえます。
また、基本的にはapple社しか製造していないこともあって、大きく操作方法や仕様が変わることも少なく、アクセサリーや関連機器の互換性は問題ないといえます。
スマホの通信関連で話題の「3G」「4G」「5G」って結局なんのこと?
2020年には「5G」の運用が開始されると、話題になっていますよね。
「4G」や「5G」ってなんとなく通信の速さのことかな~ってイメージはあると思いますが、ほぼほぼそんな感じです。
正確には通信規格の大幅な向上、変更が行われるタイミングを『世代交代』のイメージで表現しているんですよ。
「4G」の”G”は「generation(世代)」の略で、つまり「4G」とは「4th Generation(第4世代)」の通信規格と言いう意味なんです。
ちなみに、「LTE」というのは「3G」から「4G」に移行する際に、スムーズに移行できるように導入された通信規格で「3.9G」なんて呼ばれ方もしてますが、現在では4Gの一種として捉えられています。
実際のところ、「4G」の段階で動画の視聴やオンラインゲームなどでは、それほど不満は感じられないほどの通信速度ですが、なぜ「5G」への移行・普及を急いでるのでしょうか?
大まかに説明すると4Gの登場により、インターネットを使った通信世界の開発・進化がより急激に進むことになりました。
ネットの動画サイトでは驚くほどスムーズに視聴できますし、テレビでも4Kという恐ろしく鮮明で美しい画像を配信できるようになりましたよね。
オンラインゲームなんて動きがなめらかすぎて、おじさんの僕には気持ち悪いくらいです。
このように一度に大量のデータのやり取りが出来るようになると、そのシステムを利用して、様々な分野でのサービスや技術が急速に進化を遂げていきます。
家電はアプリ一つで管理できるようになりますし、自動車だって自動運転の運用はもう目の前まで来ています。
医療の分野でも遠隔での診断、手術が可能になってきていますし、離れた場所で暮らす高齢者の様子を知ることもできます。
災害時のドローンでの探索や、被災地の状況の把握などには大きな期待が見込まれますね。
映像の世界でも、4Kから8Kになることで、いったいどんな映像美を楽しめるのかワクワクしますよね。
マンガやアニメの世界で出てくる、立体映像やホログラフが当たり前の世界がもう少しで来るかもしれませんね。
結論:なんとなくわかってれば怖くない!
気にしなければ普通に使えてしまうため、意味までは意外と知られていないのが、スマホやネットの関連用語にはまだまだ多いと思います。
ただ、本来の意味を知っていればより、スマホやインターネットが利用しやすくなるのではないでしょうか。
たとえば「最適化」に関してはアプリを利用すれば自動でしてもらえる分、そのアプリが稼働していれば、それだけメモリを使ってしまうということがわかりますよね。
それならば電源を落としたほうが、はるかにスマホにとって休息の時間となります。
ホーム画面のウイジェットのカスタマイズも必要最低限にすることで見た目もスッキリしますし、なにより余計なメモリを使わなくていいので快適に使用できます。
知らなくてもなんとなく使えますが、知っていればより便利にスマホを使うことができますし、アプリだけではないスマホや関連機器への興味もわいてくるのではないでしょうか?
また、ガジェットや通信規格のことを知っていれば、技術やテクノロジーなどのニュースが今より理解できるようになりますし、最先端の周辺グッズを知れば今どんなものが流行しているのか、注目されているのかわかります。
どんな分野でもそうですが、基本的な知識って大事ですね。