既婚者の男性の方、もしくは彼女と同棲中の彼氏さん、あなたは家事をパートナー一人に押し付けていませんか?
世の奥様方のTwitterやブログなどを拝見するとよく見かける話題が、旦那さんが家事を手伝ってくれない、協力してくれないことによる「家事のワンオペ」についての不満です。
僕の周りでもリアルでよく聞く話ではありますが、世の男性諸君は愛するパートナーと末永く暮らしたいのであれば今の時代、家事の分担や協力は不可欠ですよ。
そこで本記事では、世の女性陣の不満を踏まえつつ、ではどんなふうに家事に関わっていけばいいのかを紹介しています。
結論だけ言えば、女性が家事をするのが当たり前だなんて思っていたら、あっさり見切りをつけられますよ!
積もりに積もった不満は根が深いのです。
目次
共働きなのにあなたは家事を奥さん一人に押し付けていませんか?
世は平成から令和へと変わり、昭和生まれの僕からすれば、生活を取り巻く環境は随分と変わりました。
それなのに、なぜか昭和時代までの偏見的思想である「家事は女性(妻)がするもの」という考え方が、男性の中に根付いているのが不思議でなりません。
まだまだ他の先進国に比べれば、女性の社会進出の機会は少ないとはいえ、それでも活躍している女性はどんどん増えています。
また、景気の悪化や増税、上がらない給料に改善されない雇用環境といった普通に生活するのがギリギリな世帯も多い中、「共働き」という選択肢を取らざるを得ない夫婦も多い時代です。
なのに、自分の仕事が家族を支えていると言い切ってしまう男性が多いのが、私には残念でなりません。
夫が正社員で妻がパートやアルバイトだから?夫の給与が妻よりも多いから?それでは、夫婦ともに正社員で、妻のほうが役職が上で収入もよかったら、夫は家事を率先してするんでしょうか?
たとえパートやアルバイトだとしても、働きながら家事をしたり、更には育児までするのはものすごく大変なことです。
少なくとも社会人になってから一人暮らしの経験があればわかるかもしれませんが、炊事や洗濯、掃除に買い出し、乾いた洗濯物の片付けなどを仕事をしながら毎日一人でやるんです。しかも最低でも二人分です。
仕事で疲れているのはお互いさまのはずなのに、どうして奥さんだけが頑張らねばならないのか「なんかそれは違うかな」って思いませんか?
共働きならなおさら家事分担の協力は必須!
この記事では家事にフォーカスしていますが、僕は家事も育児も夫婦が二人でするものだと思っています。
たとえばですが、普段から家事をしておくと奥さんが急な病気やけがなどでちょっと動きが取れなくなった時に圧倒的に困らなくて済みます。
普段全然家事をしていないととにかくアタフタするでしょうし、そもそも何をしていいのかさえ分からない人もいるでしょう。
そんな状態ではダウンしている奥さんもゆっくり養生できませんよね。
「あとは俺がやるから、しっかり休みなよ」って言ってあげられる旦那さんって、めっちゃカッコイイと思いませんか?
また家事を二人でやることで時間の短縮も出来、二人で過ごす時間であったり、各々の趣味や仕事などに時間をより多くあてることができます。
時間の余裕が生まれれば、毎日の生活の中で心の余裕も生まれます。
この心の余裕が奥さんだけ一方的にないような毎日だったら、控えめにいっても、いつか過労で寝込んでしまうか気が狂いますよね。
共働きは二人の貴重な人生の時間の一部を費やして働いているということです。
それならば普段の生活の仕事、つまり家事も二人でこなすことで、貴重なプライベートの時間を作ることを考えてみてみるべきだと思います。
話をする機会が増えれば結婚してからもお互いのことをさらに理解できますし、各々の時間があれば趣味に没頭したり、ストレスの発散に繋がったりもします。
夫婦が円満な関係でいられるには、こんな些細なことで十分なんですよ。
我が家では家事分担よりも「家事協力」がベスト!
参考までに、我が家ではどんな風に家事をしているか紹介しますね。
平日は主に料理は奥さん、それ以外の洗濯やゴミ出しは私がしています。
買い出しは食費を握っている奥さんが主にしていますが、お使いがあれば私も行きます。
休日(土日祝)は、奥さんが休みで私が仕事のことが多いので、そんな時は洗濯も含めた家事全般を奥さんがしてくれています。
また掃除に関しては、出来るときにできるほうがやるような感じですね。
ちなみに奥さんは出張や早出、残業など仕事の時間が変動しやすいので、場合によっては私が料理も含めて家事全般をすることもあります。
我が家の場合一言でいえば、一応の役割分担はありますが、基本的には「やれる人がやる」というスタンスですね。
あと、「お互いの希望を押し付けすぎない」というのも暗黙の了解となっています。
例えば奥さんは普段の掃除や片付けが苦手ですが、そのことについて「もっときれいに」とか「ちゃんと掃除しなよ」とかは言いません。
文句を言うくらいなら自分が動きます。
私からすれば毎日料理をするという家事はかなりしんどいので、たとえ適当な日があっても、毎日料理を作ってくれる奥さんは神のような存在です。
そんな人に小姑のような、いちゃもんをつけるようなちっちゃい男にはなりたくないですよね。
子どもが保育園や幼稚園に通うようになると、さらに朝の時間が戦場状態になります。
そんなときに、ゴミ箱や生ごみなどを回収してゴミ袋に詰めてゴミ捨てに行くだけでも、奥さんにそれだけの時間の余裕が生まれますよね。
奥さんが5分でもメイクの時間に余裕が出来れば、出勤時のテンションが少しは違うかもしれません。
恋人時代にどうやったら相手を喜ばせることができるか、そんなふうに試行錯誤していたころのような「思いやり」で行動すればいいんです。
まとめ:共働きしてるならなおさら思いやりが必要
二人とも働いていると仕事がらみでしんどい日だってありますし、ストレスMAXな日だってしょっちゅうあります。
今日あったこと、面白おかしい話、ぶちぎれそうになったこと、かなしかったことなんかを話す時間を少しでも作ることができれば、夫婦の関係ってそんなに悪くなることはないと思うんです。
帰宅後に奥さんは家事に追われているのに、旦那はスマホとにらめっこしてれば、奥さんの不満が募るのは当たり前ですよね。
たとえば、料理が出来ないのであれば食器の準備を手伝う、食後の食器を片付ける、奥さんがしんどい時は食器を洗うなど一緒にできるタイミングはいくらでもあります。
なにをしていいのか、なにが出来るのかわからない時には奥さんに素直に聞いてみましょう。
出来ることが増えれば自信もつきますし、奥さんもそれだけ楽になります。
出来た時間で晩酌でもすれば、二人にとって、とっても素敵な時間になりますよ。
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