食物アレルギーを持つ子どもの誤食予防は祖父母が鍵!情報の共有は事前に徹底しよう

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食物アレルギーを持つ子どもの誤食予防は祖父母が鍵!情報の共有は事前に徹底しよう

ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの長期休暇や連休は両親の実家へ帰省したり、じぃじやばぁばと小旅行に出かける家族も多いと思います。

じぃじやばぁばにとって、孫と過ごす時間はそれはもう楽しい時間かと思いますが、食物アレルギーを持つ子どもの親、特に母親としては、気が気でない時間になっているかもしれません。

 

孫の喜ぶ顔を見たかったり、普段会えない分甘やかしてあげたかったりで、じぃじやばぁばは子どもが好きそうなお菓子やジュース類をついつい反射的に与えてしまいがちだからです。

もちろん、その気持ちはうれしいし、ありがたい思いはあるんですけどね。

 

子どもにアレルギー症状が出てしまうと、与えてしまった祖父母はもちろんショックを受けますし、子どもにとっても楽しい時間がつらいものになってしまいます。

そして親も止められなかった後悔や申し訳ない気持ちなど複雑な思いの中、残りの時間を過ごさなければなりません。

 

これからもみんなで、気兼ねなくお出かけできるようにするためにはどうしたらいいか、本記事では乳アレルギーの娘を持つパパとしてアドバイスできればと思い、気を付けるべき点と対策を紹介します。

 

目次

食物アレルギーを持つ子どもに対する祖父母への対策

食物アレルギーを持つ子どもに対する祖父母への対策

 

じぃじやばぁばは「孫に何かしてあげたい」という純粋な思いはありますが、ほとんどの場合、両親のように食物アレルギーに関して勉強したりはしていません。

友人への相談、たまたま観たテレビからの情報など、知識としてはかなり乏しいものです。

 

そんな祖父母への対策として、「食べてはいけないものリスト」を作る方も多いと思います。

 

私たちもネットからの得た情報で作ったことがありますが、食物アレルギーの重症度によっては、あまり意味のないものになりがちです。

特に、成分に関しては「この成分が入っているものはダメ」と祖父母に伝えてもなかなか覚えられないし、理解できません。

 

そこで、意外と効果的なのが、逆の発想で「食べてもいいリスト」の作成です。

 

普段食べているもの、食べさせて大丈夫だったものをリスト化することで、リスト以外のものは子どもの命に関わるかもしれないから食べさせないでほしいと伝えれば、約束を守ってくれます。

また、食べていいものがわかれば祖父母もその中から探そうとしますし、類似品は大丈夫なのか聞いてくるようにもなります。

 

こうやって、我が家ではコミュニケーションを取りつつ、食物アレルギーをもつ子どもへの対策を祖父母込みで実行しています。

 

食物アレルギーに対する祖父母世代の間違った認識

食物アレルギーに対する祖父母世代の間違った認識

 

食物アレルギーへの対処として、よく「アレルギーが出ても、食べさせていればそのうち食べられるようになる」「薬より慣れされたほうが早い」と言われがちです。

祖父母世代にはこの考え方の人が多く、「うちの子もアレルギーあったけど、食べさせてたら治ったんよー」とか言って若い世代に教えてる人が多いです。

 

食物アレルギーの重症度にもよりますが、医師の判断なくそのようなことをしたら命に関わる問題です。

一昔前は、食物アレルギー自体が世間にそれほど認知されてなく、潜在的にはいたのかもしれませんが、疾患者の数もそれほど多くありませんでした。

 

しかし、この数年で食物アレルギーを持つ子どもの数は、右肩上がりで増加しています。

アレルギー対象の食物や成分も多岐にわたり、民間療法のような考えでは危険だということを、少なくとも両親はしっかり学んでおかないといけません。

 

今まで、大丈夫だった食べ物で突然発症することも、珍しくなくなっています。

たとえ目上の人のアドバイスであっても、子どもの命に関わることなので、鵜呑みにしないようにしましょう。

 

外食チェーン店やレストランなどの食物アレルギー対策は万全ではない

外食チェーン店やレストランなどの食物アレルギー対策は万全ではない

 

ウチの子どもに乳アレルギーがあることがわかったときに、外食チェーン店やお惣菜などのありとあらゆるメニューの成分を調べるようになりました。

 

そこで驚いたのが、乳成分ってほとんどの加工品に入ってるんです。

お菓子やパンはもちろん、ハンバーグや唐揚げ、ポテトサラダなど子どもが好きそうなものにはほとんど入ってました。

 

某ファーストフードチェーンのフライドポテトにも入っていたときには「え、どこに入っとん?」と軽く怒りさえ感じました。

まぁ、完全に逆恨みなんですけどね。

 

ここ数年で、外食産業や惣菜関連でも成分表示が当たり前になり、しっかりとした所だとアレルギー成分の表記までしてくれるようになりました。

しかし、これらの表記をまるっと信用してしまうのも、なかなか怖いものがいります。

 

なんだかんだで、ファミレスやレストランなどは一日に多くの注文をさばかなければなりません。

お客さんにとって厨房で調理をしている人、料理を盛り付けている人が、どれだけアレルギーに対しての知識があるのかわかりませんよね。

 

食物アレルギー対応のメニューを専門でやっているようなカフェなどであればかなり安心できますが、マニュアルを基準に調理をしているところは避けるほうが無難でしょう。

また、低コストで美味しいお肉などを提供してくれるところも、お肉を加工・成形する際に乳たんぱくを使用していることもあり、これが乳アレルギー発症の原因になることもあります。

 

一番いいのは、先ほど紹介したようなアレルギー対応のメニューを専門とするような飲食店を利用するか、両親のお手製ですね。

 

我が家では食物アレルギー反応が強めに出ていた頃は、外食はほとんどしませんでした。

調べれば調べるほど、何が使われているのか分からなかったからです。

 

食物アレルギー持ちの子どもと外出や旅行に出かけるための準備

食物アレルギー持ちの子どもと外出や旅行に出かけるための準備

 

外出先や旅行先でどんなに気を付けていても、正直出るときには出てしまうのがアレルギー症状なので、出てしまったときのために事前の準備は必須です。

治療中であればほとんどの場合、「もしもの時のための内服薬」を処方してもらっているはずなので、そのお薬は絶対に携帯しておきましょう。

 

仮にそのような薬を処方してない場合は、一度かかりつけのお医者さんに相談しておきましょう。

 

また、アナフィラキシーショックを起こすほどの、アレルギー症状を持っている子どもの場合は「エピペン」は必須です。

初めての旅行や遠出で子どもの気分や体調によっては、何が引き金になるかわからないこともあるので、必ず携帯しておくようにしましょう。

 

いつもの行動範囲を飛び出して、旅行や遠出をする際は出来るだけ、行先の近くにある病院は調べておくようにしたほうがいいです。

 

旅行や遠出の際はどうしても緊張は緩んでしまいますし、ゆったりしたいものだと思います。

しかし、誤食が起きてしまった場合の対策をしておくだけでも事が起こった時の対応の余裕は違ってきます。

 

旅行先、帰省先のアレルギー対応が出来る病院、もしくは救急対応が出来る病院はチェックしておくことをおすすめします。

 

まとめ:祖父母にも食物アレルギー対策を共有しておこう

祖父母に悪気がない分、誤食によるアレルギー症状の発症は場そのにいる全員の気持ちが萎えてしまいますし、その後の接し方も気まずいものになってしまいがちです。

一緒に過ごす時間を楽しいものにするためにも、食物アレルギーへの対策はしっかりとしておきましょう。

 

「食べてはいけないものリスト」ではなく、「食べてもいい物リスト」は祖父母にも理解しやすいのでおすすめですよ!

 

また、チェーン店などで外食する際は、たとえアレルギー対応のメニューであっても、「もしも」があることを念頭に置いておいたほうがいいです。

仮に利用する際は、店員に「○○のアレルギーがあるんだけど、大丈夫ですか?」と確認を取るようにすると、店側も意識するようになってくれることもあるので効果的です。

 

子どもにとっても、大好きなじぃじやばぁばと過ごす時間は、とても楽しみにしているはずです。

子どものためを思うなら、大人がみんなで協力する環境を作ることが、何より大切ではないでしょうか。

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