こんな方におすすめの記事です
- 赤ワインをこぼしてしまったときの対処法が知りたい
- 赤ワインのシミを落とす方法が知りたい
白い服を着ているときに限って、食事中にしみになりやすいものがかかってしまう…。
カレーライスやシチューにミートスパゲティ、デミグラスソース、そしてワインもその中の一つですよね。
えっ!?いつの間に服についたの?っていうくらい、しれっと服についてて、見つけたときには、楽しい時間が一瞬で終わっちゃいますよね。
でも、ついてしまったものを悔やむより、ササッとシミの対処ができるほうがカッコイイですよね。
ワインの場合、すすめる側の人がこういう対処法を知っているのって、ある意味、もてなす技術のひとつだと思うんです。
そこで本記事では、知っておくと、とっても役に立つ、ワインのシミを残さないようにする技をご紹介しようと思います。
ちなみに、ワイン以外のシミでも応用できますよ。
目次
ワインのシミにはこれがあれば大丈夫!
一番最初に、一番簡単にシミがほぼ残らない方法を教えちゃいます。
対処方法というよりは、事前準備になりますが、このアイテムを携帯しておくだけで、シミ対応はほぼバッチリできます!
このシミ取りアイテムは、ワインだけでなく、食べこぼしのプロである子どもの服にも使えるので大活躍です。
ペン型なので、携帯しやすいのもありがたいポイントですよね。
使い方も簡単で、以下のような手順で使用します。
▼ステインペンの使い方
- シミ部分に固形物などがついている場合は、ティッシュや布などで固形物を取り除く。このとき決してこすったりしないようにしましょう。
- ペン先をシミに数回押し付け、シミ取り剤の量を調節しながらつける。
- シミの表面をペン先でやさしくこする。
- 湿った布でたたき、残ったシミ取り剤を完全に取り除く。
注意点としては、色落ちしない水洗い可能な素材(綿・麻・ポリエステルなど)に使用してください。
難点があるとすれば、量のわりにお値段が高めと思えるところなので、子どもの食べこぼしのように頻繁に使うにはちょっとつらいところですが、ワインのシミのようにまれに起こる惨事にはとっても重宝しますよ。
ちなみに僕は、用心深いというか気になっちゃう性格なので、ステインペンの使用後にきれいにシミが落ちていても、帰ってすぐに漂白剤などで部分染み抜きをします。
自宅でワインをこぼしてしまった場合
自宅や友人宅などで、リラックスしている時や、大勢で盛り上がっているときに限って、ワインなどはよく倒してしまいます。
なぜなんでしょうね、ほんと(笑)
しかし、倒してしまったものを責めても状況は何一つよくならないですし、そんなことしたら場の雰囲気は最悪になってしまいますよね。
そんな時は、あなたがぜひ一声かけて、シミが残らないように処置をしてあげてください。
シミの問題がすぐに解決すれば、また楽しい時間は戻ってきますし、あなたの染み抜き技術で盛り上がるかもしれませんよ。
染み抜きの応急処置は、先程紹介した「ステインペン」がない場合でも、ある程度であればだれでも簡単にできます。
覚えておこう!簡単染み抜きの手順とは!?
自宅で赤ワインをこぼしてしまったときに、僕がやっている方法です。
簡単ではありますが、この方法だとシミが残ることはあまりないので、知っておいて損はないですよ。
まずは自宅でシミ抜きしてもいいものかをチェック
まずは汚れてしまった衣類の洗濯表示をチェックしてください。
上記のマークがあれば、水洗いが出来る衣類です。
このマークがないものを水洗いしてしまうと、服が縮んでしまったり、ゴワゴワしてしまったりと、別のトラブルにつながってしまうので注意しましょう。
シミ抜きに必要なもの
▼シミ抜きに必要なもの
- 食器用中性洗剤
- 酵素系漂白剤
- タオル
自宅でもしもの時は、この3つがあればなんとかなります。
食器用中性洗剤は、Magicaやキュキュットなど、裏のラベルの「液性」のところを見れば確認できます。
中性洗剤は手や肌にもやさしいので、服のシミを取るのにも布地を痛めなくていいんですよ。
食器用洗剤には弱アルカリ性のものも多いですが、中性寄りのアルカリ性なので大丈夫です。
酵素系漂白剤とは、ワイドハイターなどのことです。
赤ワインのシミは、たまに色が残ってしまうこともあるので、漂白剤があるとよりきれいに落とせます。
シミ抜きはスピードが命!
カレーやトマトソースなんかもそうですが、繊維に色が染み込んでしまえばしまうほど、落とすのが困難になってしまいます。
なので、衣類にワインがこぼれてしまった場合は、とにかくスピード第一に対応することをおすすめします。
手順はいたって簡単なので、慌てずにシミ抜きの作業に入ってくださいね。
ここから本番!シミ抜きの手順はこちら
簡単な流れ
- シミのついた個所を十分な量の水で濡らす
- 服を裏返して、シミがついた場所(服の表側)にタオルが当たるようにセット
- 食器用洗剤をシミの裏側(服の内側)から塗る
- シミをタオルに移すようなイメージで、内側から指でトントンする
- ある程度シミがタオルに移ったら、一度洗剤を洗い流す
- 今度はシミのある場所に、酵素系漂白剤を染み込ませる
- あとは洗濯機に託す
注意するところがあるとすれば、「4.シミをタオルに移すようなイメージで内側から指でトントンする」のところで、ぐりぐりしたり、こすったりしないようにしてください。
こすってしまうと、シミが広がってしまうことがあります。
またこのときに、タオルのシミが移った場所を、こまめにきれいな場所に変えていってくださいね。
同じところでずっとトントンしてると、せっかく抜けたワインの色素がまた衣類側に戻ってしまいます。
自宅で出来る、簡単シミ抜き作業は以上です、お疲れさまでした!
外出先でも応用できます!
レストランや居酒屋さんなど、外出先でワインをこぼしてしまった場合は、おしぼりやハンカチで代用します。
食器用洗剤を借りるのもなんですから、シミ部分を水で濡らしておいて、おしぼりやハンカチにシミを移すイメージでトントンしておきましょう。
あとは自宅に戻ってから、すぐにシミ抜き作業をしましょう。
もし服に水洗い不可の洗濯表示がついていたら
衣類にこのマークがついている場合、家庭でのシミ抜きはおすすめできません。
正直、運よく落とせることもありますが、出来るだけ早くクリーニング店に持って行き、相談したほうがいいです。
ワインをカーペットなどにこぼした場合
こぼれたワインが勢い余って、絨毯やカーペットにこぼれてしまった場合も、スピーディーな処置をすればわりとかなりきれいに落とせます。
自宅の洗濯機で洗えるサイズ、素材のものであれば、衣類の時と同じ要領でシミ抜きすればOKです。
洗濯機に入らない場合は、以下の方法で応急処置しましょう!
簡単な流れ
- 雑巾に住居用洗剤をつける
- このとき、シミに直接吹きかけない
- 雑巾にシミを移すイメージで雑巾でシミをトントンする
住居用洗剤というのは、マイペットなどのことですが、「そんなのないよー」という方は食器用洗剤を薄めて使うといいですよ。
この場合は、染み抜きの後に水拭きをしてから、乾いた雑巾で拭いて、洗剤を残さないようにしましょう。
今回の記事のまとめ
ワインをこぼしてしまうと誰もが「やってしまった!」と、一瞬で落ち込んじゃいますよね。
そんなとき「もう!なんでこぼすかな!!」と言われると、せっかくの楽しい時間が嫌な記憶として残っちゃいます。
こぼれてしまったものは仕方ないんです。
まずは衣類にかかってしまっていないか、絨毯やカーペットにもこぼれてないかを確認して、こぼしてしまった人を気遣いながら、ワインの汚れがあるようならスピーディーに対処しましょう。
シミ抜きの処置が終わった後は、笑い話にしながらまた楽しい時間を過ごしましょう。
これぞ大人のお酒の愉しみ方ですよ♪
以上、今回は赤ワインの染み抜きに関する記事でした。
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