アフターコロナが仕事を辞める理由になるかもしれないという話【特に小売りはヤバイかも】

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アフターコロナが仕事を辞めたい理由になるかもしれないという話【特に小売業はヤバイかも】

2020年4月に国から発令された「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」ですが、この記事を書いている5月13日現在では、39県で今月末まで延長されていたものを前倒しで解除する方向で調整に入っています。

様々な「自粛」のもと、我慢、我慢の生活からやっと解放される朗報に、ほっとする人、期待する人、再び拡散するのではと心配している人など反応様々です。

 

飲食業やサービス業、イベント関係者、観光業、航空会社など、お客様ありきの仕事に従事している人たちにとっては、収束の先にあるV字回復に期待が集まるのは当然のことだと思います。

しかし、「自粛」続きの中、リモートワークなどなく、感染の可能性にさらされながら勤務されている仕事に従事している人にとって、コロナの収束を機にある決意をしている人も少なくないようです。

 

本記事では、そんな前線で働いている人たちのある決意について、僕の周りで起こっていることも含めて書いていきます。

 

コロナの収束をきっかけに退職者が一気に増えそうな職業

コロナの収束をきっかけに退職者が一気に増えそうな職業

新型コロナウイルス感染防止の対策により、世界中であらゆる仕事がストップし、非正規で働いている従業員やスタッフの多くが職を失っています。

たとえ正社員だとしても、経営への打撃により、収束に向かうまでの間に体力が尽きてしまい、大量解雇または倒産により職を失うことも、十分あり得る話です。

 

そんな中、感染の危険性にさらされながらも、ストップできない次のような仕事に従事している人もいます。

  • 医療従事者
  • 保育園、学童保育などのスタッフ
  • 役所関連の公務員
  • スーパーなどの小売業従業員
  • 宅配業、郵送事業の従業員

本来、自分が命の危険にさらされるはずのない職業ばかりですが、特に特別な手当てが出るわけでもなく、通常通り、いや通常以上のストレスや負担のなか、仕事をしているんです。

 

こういった仕事に就いている人の中には、「コロナが落ち着いたら辞めよう」と決意、検討している人は、実は潜在的にかなり多いのではないでしょうか。

実際に、友人関係や職場の人たちと話をした内容をまとめると、退職を考えている人は同じような理由を持っていました。

 

仕事を辞めたい人にとってコロナの収束が一つのゴールになっている

仕事を辞めたい人にとってコロナの収束が一つのゴールになっている

「コロナが落ち着いたら辞めよう」と思っている人って、実際に聞いた範囲から想像するに、潜在的にはかなり多いと推測されます。

そもそも、テレビやワイドショーなどで、コロナ対策のために休業を迫られたり、テレワークなどで自宅で仕事をしている報道を見れば、「なんで自分たちは感染の被害の真っただ中で働いているんだ?」と思ってもしょうがないですよね。

 

人とかかわることの多い職場は、どこも慢性的な人手不足ですが、「みんな頑張ってるから、自分も頑張ろう」「自分が辞めたらみんなが困る」と真面目なパートやアルバイトがギリギリの人数でまわしているケースが多いです。

そんな思いで頑張ってきた人たちが、「コロナの中、ここまで頑張ったんだから」とゴールを作りたい心境になっているんですね。

 

また、もともと職場や仕事内容に不満を持っていた人にとって、これ以上ないストレスのかかる今の環境に限界が来ている人もいます。

騙し騙し続けてきた人たちに、追い打ちをかけているのが、一部の「お客様」であり、「利用者」の異常なクレームです。

 

日本でも多くの人に親しまれた芸能人の感染や死去に伴い、他人事だったコロナウイルスが急に身近なものに変わった瞬間があったと思います。

そのとき、命を危険にさらしていることを再認識して、その上で理不尽なクレームを受けていたのでは、やってられないですよね。

 

なにかと自己犠牲の好きな風潮のある日本人ですが、「コロナが落ち着いたらもう辞める」という決断に至る人がいても仕方ないですよね。

「コロナが落ち着けば」、「コロナが終われば」とゴールを決めて、踏ん張っている人を誰も責めることはできないでしょう。

 

コロナ対策による利用者の異常なクレームとモンスター化

コロナ対策による利用者の異常なクレームとモンスター化

最初に断っておきますが、暴走しているのは「一部」の客であり、利用者です。

僕の働いているスーパーでも「大変じゃろうけど頑張ってな」「お店が開いとるけん、助かっとるんよ」と声をかけてくださる人も多いです。

 

しかし、そんな人達とは真逆に、レジで大声をあげて怒鳴る、いちゃもん並みのクレームをつける、マスクやティッシュが切れたら従業員に説教するなど、いつもなら考えられないような暴走をしている人もいるんです。

また、レジをビニール製のシートで覆うようになってからは、ただでさえ耳の遠いお年寄りに声が届きにくく、お互いマスクをしていることから、なに言ってるのかわかりにくいという厄介な問題も起きています。

 

自粛によるイライラが、たまたまスーパーで暴発しているのかもしれませんが、相手をする従業員はたまったもんじゃないですよね。

中には涙ぐむ人、落ち込む人もいますし、「もう辞めたい」と愚痴をこぼす人もいます。

 

小売業の人手不足は業界内でも慢性的なものですが、そんな中、生き残っているのは、自分が辞めたら同じ職場の人に迷惑がかかると考えて、耐えてしまう真面目なパートやアルバイトが多いんです。

そんな貴重な人たちが、クレーマーの理不尽な対応に心を痛めているのは、聞いててもつらいばかりですね。

 

もし今後、V字回復により求人を出したときに、今の現状を見聞きした上で、応募する人が果たしてどのくらいいるのか、危惧される点ではあります。

 

まとめ:コロナストレスから解放されたい退職希望者は今後どうすべきか

本記事では、コロナ収束後に退職が急増しそうな仕事について、僕の周りで起こっていることを交えて書いてみました。

ニュースや情報番組などで、医師や学者の見立てではワクチンの開発・普及も含め、完全な事態の終息には1年とも2年ともいわれる時間がかかるといわれています。

 

しかし、現場でストレスにさらされている従業員にとっては、今すぐ「この生活から離れたい」と思っている人は潜在的にかなり多いようです。

コロナの収束は、もともと仕事に不満が多かった人にとって、「これ以上我慢できない=退職を決意する」きっかけになっていきそうです。

 

ですが、区切りのつけにくい今の状況で、しかも慢性的な人手不足な環境では、思うような退職も厳しいでしょう。

ただ、「このままではいけない」という危機感があるうちに、これからのことを考えるべきです。

 

副業という方法で、収入の柱を1つでも増やすことを検討したほうがいいですし、もともと不満のある職場なら転職を真剣に考えるのもいいでしょう。

自分の大切な人生という時間を「我慢」で消耗する先に「幸せ」があるなんて、僕には到底思えません。

 

確かに新型コロナウイルスにより引き起こされた、今の状況は最悪です。

しかし、不満ばかりの仕事環境が当たり前の現実を直視して、今変えるべきチャンスなのかもしれませんよ。

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