僕はお酒が大好きで、それこそ、清酒・焼酎・ビールにワイン、ウイスキーとわりとなんでもイケる口です。
なかでも、居酒屋さんの生ビールは最高ですね!
そんなビール大好きな僕にはちょっとした不満があって、日本人の大部分に定着している「苦いビールはマズイ」という説。
いや、ビールって苦いもんですから!
そこで本記事では、大手ビールメーカーの特徴を、僕の独断と偏見で徹底比較してみました。
お酒の好みなんて十人十色なので、ひとつの意見だと思って、興味のある方は読んでやってください。
目次
まずは天下の「アサヒビール」からバッサリ切ってみた
アサヒビールは、大手ビールメーカーの中でも、断トツのシェアを誇る「スーパードライ」が代表ブランドですよね。
逆にいえば、いまいちほかのビールや発泡酒などが育たないともいえるメーカーの印象があります。
アサヒビールの味の特徴は、全体的に「スッキリ」「辛口」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
たしかに、暑い夏やふろ上がりに、ぐびぐび飲める感はありますよね。
でも、しっかりした骨太な味が好みの僕には、どうしても水っぽく思えてしまう。
なんていうか、「ビール」っていうカテゴリなのにビールっぽくないっていうか。
なので、僕の中では4社の中で一番「ない」ビールメーカーなんです。
逆にいえば、「ビールが苦手な人が好きなビール」といえるのかも。
ただ、アサヒビールのプレミアムビールは、どれも美味しいと思います。
「なんでこの重厚な味をもっと展開しないんだ!」って思うほどw。
あと、新ジャンルといわれているカテゴリの中では「リッチ系」も美味しいと思いますよ。
飲みごたえがちゃんとあるのに、新ジャンルというカテゴリなのがスゴイです。
次は個人的なツボの「キリンビール」をバッサリ切ってみた
「過去の王者」「万年2番手」とひどい言われようですが、個人的にはキリンビールの味はかなり好みです。
しっかりとした苦みや香りが病みつきになる「クラシックラガー」や季節限定の「秋味」は大好きですね。
ここ数年でだんだんと盤石の地位を築いている「一番搾り」は、プレミアムビールのような味わいが楽しめるので、ウチではハレの日によく登場します。
料理の邪魔をしないけど、ビールの存在感もちゃんとある、絶妙な味と香りがポイント高いですね。
また、発泡酒の「グリーンラベル」は女性でも飲みやすい味に仕上がっていますし、「糖質70%オフ」なのに味がちゃんとしっかりしてるのもうれしいところ。
糖質オフ系って、水っぽいか、独特のニオイがするものが多いんですが、「グリーンラベル」はその点も嫌いじゃないので、奥さんとよく飲んでます。
あと、個人的には昔から「のどごし」があまり好きではなかったので、「本麒麟」の登場はかなりうれしいものがありました。
新商品がなかなか育たない業界なので、できれば生き残ってほしいものです。
キリンビールは、首位のアサヒビールを追いかけつつも、サントリーに追われる構図が何年も続いているせいか、思い切った変わり種を出してみたり、他社に寄せたビールを出したりと迷走している印象。
「一番搾り」のように、キリンらしさをビールファンと共有できるビールを追ってほしいと思います。
良くも悪くもちょうどいい「サントリー」をバッサリ切ってみた
思い切った戦略を展開する「サントリー」は、なんといっても「プレミアムモルツ」が有名ですよね。
クリーミーな泡に、上品な香り、主張しすぎない苦みといった、オールラウンド感のあるビールです。
飲み比べるとぜんぜん違いますが、「キリン一番搾り」と受ける印象は近いかもしれませんね。
「一番搾り」よりもっとお上品な感じがします。
僕の中では、サントリーのビールって、あじが「まるっこい」感じがするんですよね。
角がないというか、やさしい感じです。
影に隠れちゃってますが、プレミアムではない「モルツ」もけっこう美味しいんですよ!
飲みやすく、食事にも合わせやすいビールです。
また、新ジャンルで人気のある「金麦」も、他社に比べると、意外と味のしっかりしている美味しいビールです。
あ、新ジャンルはビールじゃないっていうツッコミはなしですよ!
金麦シリーズの中でも、個人的には「金麦 糖質75%オフ」が意外と美味いと思います。
新ジャンルで糖質オフなのに、ちゃんと飲めるのは金麦くらいじゃないかなぁ。
どちらかというと、女性受けしそうなラインナップな気がするサントリー商品は、とがってない分、万人受けしてる印象があります。
ただ、季節限定商品を乱発しているせいで、スーパーで期限切れ近くまで売れ残っているのが、なんだか残念。
一番もったいない「サッポロビール」をバッサリ切ってみた
僕はキリンビールと同じくらい、実は「サッポロビール」の商品が好きなんですよね。
味もしっかりしているし、苦いだけじゃなく、コクや香りもしっかりしている。
「エビス」は間違いなくうまいし、「黒ラベル」だって大好きです。
新ジャンルでいえば「麦とホップ」ですが、なんでこんなに売れてないんだろうっていうくらい、スーパーでは端っこに追いやられています。
調べてみると、サッポロビールはかなり偏った地域で、根強い人気を誇っているようで、スーパードライよりも売れている地域もあるみたいですよ。
東京にある「恵比寿ガーデンプレイス」で飲んだ「エビス」は格別だったのも印象的です。
個人的には、他社と比べてもビールの品質は劣ることは決してないのに、いまいち伸び切らいないのが不思議なんですよね。
スーパードライのようなスッキリ辛口系が拡販されたこともあってか、こうしたちゃんとした味のビールが、影を潜めているのが残念です。
まとめ:自分の好きなビールを楽しめればいいじゃない
僕の独断と偏見で書いた記事なので、気分を悪くされた方もいるかもしれませんね。
でも、苦みのあるビールが好きな僕にとって、KIRINやサッポロを「不味いビール」といわれるのは、かなり納得がいかないんですよね。
本来、お酒は楽しく飲むもの。
人の嗜好にいちいちいちゃもんつけてくるような人とは、基本的に飲みたくないんです。
逆に、いろいろなビールを飲み比べて「いいところ」を楽しみあうのは最高ですね!
どんな席でも、悪口の出るようなところには行きたくないものです。
辛口批評しといてなんですがw。